Japan Tourism by DD

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日本の観光産業を応援するブログです!観光産業で働いている方も、旅行が好きなそこのあなたも、日本の観光を一緒に盛り上げましょう!(このサイトは一部広告が含まれております。)

「観る」だけでは物足りない、新しい観光を作る理由とアイデアの種。

観光の語源はその土地(国)の「光を観ること」だと言われています。その土地の光とは、その土地のいいところや素敵なところということですね。

しかし最近の観光は

光を観る従来の観光だけではなくなってきていることにお気づきですか?

観光客は従来の観光だけでは物足りなさを感じ、新しいものを求めています。

フクロウのイラスト

 

▽この記事の目次▽

最近の観光に必要な新しいものと必要な理由

観光客のあなたは最近の観光に満足していますか?

そもそも観光って何をすることでしょうか?

新しい観光の話をする前に従来の観光について考えてみましょう。

 

そもそも観光って何すること?

従来の観光とは

例えば

お城を見たり、お寺や神社を参拝したり

博物館や美術館に行く。

また

渓谷や山、海岸や川など美しい風景に触れることもあります。

こんな感じでしょうか?

その土地の歴史や自然に触れ、学び、

魅力に触れて感動したり

その地域の暮らしを垣間見ることもできます。

 

必要な新しいもの

このように従来の観光でも感動や学びはたくさんあります。

しかしそれだけでは最近の観光客は満足しないし、これからの観光にはもっと新しいものが必要です。

言い換えると新しい観光コンテンツが必要なんです。

 

例えば

今までは観光としては扱われてなかった観光スポットや観光施設、穴場の場所。

ご当地グルメなどこれまでなかった観光素材。

観光素材と観光素材を組み合わせた新しい観光プラン。新しいアクティビティや体験などです。

ただ寺社仏閣や観光施設、海岸や渓谷美を見て回るだけでなく、そこに少し工夫が必要です。

 

観光客の満足度アップと観光産業の発展

ではなぜ新しい観光コンテンツが必要なのでしょうか?まずは観光産業の発展について…

 

観光消費額と長期滞在

まずは観光消費額への影響です。

観光コンテンツは観光の消費額に影響します。高付加価値な観光コンテンツはさらに消費額のアップになります。ただ観光施設を回遊するだけではなく、観光プランやアクティビティがあると観光客は「せっかくだから…」といろいろなプランに参加したくなります

さらに従来の観光コンテンツではなく、なにか付加価値をつけてより魅力的なコンテンツにすることで、体験してみよう、入場してみよう、食べてみようとさらに思ってもらえます。

 

次の論点として長期滞在のためです。

観光客が長期滞在すると観光消費額は増えます。観光消費額の多くを占めるのが宿泊です。長期滞在するにはどうしたって宿泊代や食事代がかかりますから、長期滞在が増えることは観光消費額のアップにもつながります

ではここで、あなたが旅先で長期滞在することを想像してみてください。楽しみが少ないところで長期滞在したいと思いますか?

 

宿でただぼんやりしていたいんだ、山にこもりたいんだという方もいるかもしれませんが(^_^;)

長期間その地域にいても楽しめる観光コンテンツがあると長期滞在したくなります。コンテンツが多種多様だと自分の好みのものを選べるし、今日はこれ、明日はそれ…というように選択肢の幅も広がります。

その地域全体を回遊する仕掛けやゆったりできる仕組みも必要でしょう。

 

観光で地方創生

次に地域活性化について…

地方創生のためのアプローチはいろいろあります。

移住の促進、雇用の創出、教育や子育て体制の充実、産業の発展・・・

そして、観光

 

地方創生に取り組んでいる観光産業はたくさんあります。コロナ禍になってからさらに増えたなーという印象があります。コロナ禍により海外旅行には当分行けなさそうだから国内旅行に力を入れようという企業努力でしょう。

 

行きたくなる街へ、行きたくなる日本へ

地方創生はこれからの日本にとって必要なことだと思います。地方から元気になって日本全体が元気になるのが私の夢です。

魅力的な場所が日本にたくさんあって、多くの人があっちに行ったりこっちに行ったりしながら楽しめる日本。日本を数ヶ月かけて周遊旅行してどこに行っても飽きない日本。そんなふうになるのがいいなーと思います。

 

働き方や休み方の問題もありますが、日本人も外国人も日本の地方を回遊して楽しむことができるといいですよね。どの地方も潜在的魅力は持っていると私は思います。

自分が住んでいる街が魅力的になって、住んでいる人が誇れる街になるのが一番いいなと思います。

 

話が大きくなってしまいましたが

日本人でもその土地の人でもまだまだ知らない日本の魅力、その土地の魅力がたくさん眠っていると思います。また観光素材の組み合わせ方、ストーリーの作り方、特別感の出し方でもっともっと魅力をアップすることはできます。

新しい観光コンテンツはそのための手段だと思います。さっきも少し書きましたが、魅力的な観光コンテンツがあれば、その観光コンテンツを体験したい、行ってみたい、食べてみたいからその土地に行こうという観光動機にもなるはずです。

この好い循環がうまく回ることで、街そのものの魅力アップにつながるでしょう。

 

新しい観光コンテンツを開発しよう

新しい観光コンテンツが必要な理由おわかりいただけましたか?

では、あなたの街の新しい観光コンテンツを考えてみましょう。

 

と、そんなこと急に言われてもなかなか思いつかないですよね(^_^;)

新しいコンテンツが必要だということとその理由はわかったけど具体的にどういうコンテンツのことを言っているのだろう。どんな新しさが必要なのだろう

と思っている方もたくさんいることでしょう。

 

新しい観光のアイデア

ということで実際にある観光コンテンツを少しご紹介します。

観光コンテンツとは今まで観光していなかったような場所を観光地として誘客したり、ガイドやものづくりなどの体験も観光コンテンツになります。

 

具体的に最近私が見かけたのは

山の中でピザを作ったり川遊びをしたり、ガイドさんと街の散策をしたり

地元の方から見たら、え、こんなのでお金もらっていいの?って思うかもしれませんが、観光客から見ると特別な体験になるというものはたくさんあるんです。

飲み屋のはしごプランとか薪割り体験といったものも見たことがあります。住んでる人からしたら当たり前の日常ですよね。けど、これが観光客には特別な非日常の体験なんです。こういった観光コンテンツもありなんです。

 

付加価値をつけて魅力アップ

次に観光コンテンツに付加価値をつけると魅力も消費額もアップします。

具体的にどういうことでしょうか?

付加価値とは例えば

滅多にできないこと、ココでしかできないことなどを観光コンテンツにつけるんです。

 

ちょっと付加価値がついていると観光客の嬉しさはなおさらで、少しくらい高くても特別感が嬉しいから楽しめちゃうんです。

例えば普段はとても混んでいる観光施設を人数限定で貸し切りにする。人数を限定にして貸し切りにするという付加価値をつけて、通常の入場料より高く設定する。これは実際にとある旅行会社で発売されていたプランです。

混んでいると、写真に人が入ってしまいきれいな写真が撮れないし、朝から整理券もらうために並ぶのも大変だし、それなら少しくらい高くても人数限定の貸し切りプランに予約しようとななるんです。並んでも入れない施設やお店ならなおさらで、確実に入れるという保証付きになるというわけです。もちろん人にもよりますが、そういうのにお金が払える時代なんです。

 

また

通常は許可が必要だけど、ツアーに参加した人は特別に体験できることを入れて体験ツアーやアクティビティにしてみる。

このツアーに参加することで特別に体験できる!と言うなら相場より少しくらい高くても参加することに価値があります。こちらは実際に私が参加したツアーでの体験談です。機会があったら紹介しますね。体験すると旅行の思い出が色濃くなりますよね!

 

などなど・・・そんなの思いつかないなーという方へ

新しい観光コンテンツ作りのアイデアの種をお伝えします。

 

観光は○○業とつながることができる

漁業、農業、林業・・・などの一次産業

工場などの二次産業

など他の産業とつながることができるるんです。

農業体験をしてみる、魚を釣る体験をする、捕った魚を食べてみる、工場見学、など。

 

しかもこういった一次産業や二次産業の見学や体験は学びも多いので、修学旅行や遠足などの教育旅行やお子さんとの家族旅行にぴったりです。

 

まずは観光客の気持ちを知ろう

そんなの知ってるよという方にも今一度思い出してみてほしいのが

観光客がどんなことで旅行を楽しいと思うか、ということです。

 

自分が住んでいる街や近くの街は、よく知っている気がして観光客が何にわくわくするのか気づかないものです。

今一度、旅行の魅力について考え、ご自身の街の魅力を発掘してみませんか?

住んでいるとなかなか気づかないけど実は誰かにとってはとても魅力的なことがそこにはあります。

キーワードはたくさんあります。

自然、癒やし、非日常…

なにも無いことを楽しめる人もいます。

 

〜私が思う旅行の魅力について書いた記事はこちら〜

japantourism.hatenablog.com

あなたの町のウリを見つけるヒントになればうれしいです(^_^)b

あなたの街の新たな魅力を観光コンテンツにして売り出していきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

この記事をざっくりまとめると

ただ観光スポットを回るだけの観光ではもう観光客は物足りない。

 

新しい観光コンテンツは

観光消費額アップにつながる

長期滞在へ誘導できる

魅力的なまちづくりにつながる

ので、新しい観光コンテンツが増えることは観光産業の発展につながります。

 

新しい観光コンテンツを作るには

自分の街の魅力を知ろう

旅行者の気持ちを知ろう

他の産業を巻き込もう

付加価値をつけよう

 

日本そのものが世界から見ても日本人にとっても

観光したくなるような魅力的な国になるといいなぁと思います。みなさんもびっくりするようなアイデアで観光で日本を元気にしていきましょう!

~ウィズコロナ時代からアフターコロナ時代~旅行者が気をつけること4選(2022年9月)

ウィズコロナ時代とかアフターコロナ時代とか言われていますが、こんな状況での旅行者が気をつけるべきことをまとめてみました。

 

旅行に行きたいけど行っていいか悩んでいる方にはこんなことを気をつければ旅行に行っていいんだ!と思っていただけると思います。

また旅行を計画している方や旅行に行きたい方で、何に気をつけていいかわからない方も参考にしてみてください。

▽この記事の目次▽

場所や日にちをずらしてみよう

まずは旅行の計画を立てるときに気をつけることです。

日程や行き先を決める時、ウィズコロナ時代だからこそ気をつけることがあります。

  • いつ旅行に行くか
  • どこをどのように観光するか
  • 何時に出発するか

 

混んでいる日程や混んでいる場所・時間帯を避ける

混んでいそうな有名観光地ではなく穴場の観光地を探してみる

イベントや美術館などは事前予約をしてみたり

いろんな対策ができるでしょう。

旅行の計画はもっともわくわくする時間でしょう。そんなときにも少し今までとは違う視点で考えてみましょう。

 

~《旅行の心得》旅行の計画から旅行の後、旅行者が気をつけること~

japantourism.hatenablog.com

 

このように旅行に行く日や時間、場所をずらす旅は分散型旅行と言います。

分散型旅行について紹介している記事はこちら

~「分散型旅行」という新しい観光スタイル~

japantourism.hatenablog.com

~新しい観光スタイル「分散型旅行」の課題~

japantourism.hatenablog.com

 

旅行中もずらして行動

旅行中は、まずしっかり楽しみましょう 。そんなこと言われなくても、旅行好きのあなたは勝手にどんどん楽しんでしまいますね。

 

旅行中に気をつけられることとして例えば

最近のホテルでは部屋のテレビで大浴場や朝食会場の混雑状況を確認できるホテルもあります。入浴や飲食はマスクを外す時間があるので、できるだけ混雑している時間帯は避けたいものです。

また

飲食店を利用するときは、

席についたときにマスクを外す・席を立つときにマスクをつけるのではなく、食事中以外はマスクをつけるようにしたいなと思います。

 

~飲食店を利用するときに定着させい行動~

japantourism.hatenablog.com

このあたりについては変化していくことなので、世の中の状況など最新の情報を入手するのが大事ですね。

 

自分と誰かの身を守るために

こんな時代の旅行だからこそ、持ち物にも少し気を遣ってみましょう。

 

旅行中の服や靴を考えて、おやつを持って(笑)、マスクを持って・・・

 

こちらの記事でおすすめの持ち物を紹介しています。

~《旅の心得》旅行の持ち物編 こんなものを持って行ってみては?~

japantourism.hatenablog.com

 

大好きな旅行を守るために

旅行は悪ではない。

新型コロナウイルス感染症が流行し始めたころ

移動することは悪いこと、楽しさを求めて移動する旅行は悪、といった風潮がありました。

旅行が好きな私にとって、とても残念な風潮でした。

今でこそ風潮も状況も変わってきたので旅行そのものが悪ではないという認識だと思いますが、まだまだコロナ禍前のような感覚ではないのも事実です。

 

旅行そのものが悪ではない

宿泊施設や観光施設はちゃんと感染症対策をしているよというお知らせや

旅行者自身がどのような対策をして旅行したか

楽しかった旅行の話

を友人やブログなどで伝えていきたいと私は思います。

旅行しても何事もないという発信は安心安全な旅行の拡散でもあります。大好きな旅行を守るために自ら実践、です。

 

~こんなときだからこそ旅行好きができること~

※2020年8月に書いた記事です。

japantourism.hatenablog.com

このころは感染を拡大しないように、というより自分自身が感染してしまわないか怖かったものです。(いや、それは今も怖いけど、あの頃とは今はちょっと違うかな。)

 

みなさんも旅行の楽しさをどんどん広めていきましょう!

旅行に行った話をしづらい世の中から

以前みたいに楽しかった旅行の話をたくさんできる世の中に早くなるといいですね。

 

まとめ

2022年9月現在、全国旅行支援事業が始まりそうな気配がしています。

2年前のGoToトラベルキャンペーンの新しいバージョンです。

あの頃とはまた違いますが、

さぁ、旅行に行こうと思ったその時に

旅行者が気をつけるべきことを今一度思い出してほしいと思います。

 

こんなときだからこそ旅行者が旅行で気をつけること

  • 旅行の日程は混んでいる時間や場所をずらそう
  • 旅行中は臨機応変に対応できるように時間の余裕を持った日程で。
  • マスクや除菌シートなど持って行くとさらに安心
  • 楽しかった旅行はみんなに教えて、安心・安全な旅行を発信しよう。

 

もしかしたら、え、こんな時に旅行に行くの?という人はまだいるかもしれません。

けど、旅行に行くか行かないか、というよりもどのように旅行をするかの方がよっぽど大切だと私は思います。

 

私も次はどこにどんな日程で旅をしようか考えたいと思います(⁠・⁠∀⁠・⁠)

分散型旅行とオーバーツーリズム対策。共通点が見えてきた

安心安全な旅行・宿泊・観光のための密を作らない旅行

いわゆる分散型旅行はオーバーツーリズム対策にもなります。

どういうことか順番にお伝えします。

▽この記事の目次▽

分散型旅行とは?

分散型旅行とは

コロナ禍になって観光庁が観光産業事業者や旅行者に向けて普及させようとしている新しい旅行の形です。

分散型旅行にはいろいろあって

観光する日にちの分散:週末や連休ではなく、平日など空いている日に旅行をしようというもの。

観光する時間の分散:早朝など混んでいない時間に観光したり、混んでいたら時間をずらしたりと時間を分散するというもの。

昔からある空いている時間だと安いパッケージ旅行は、空いている時間に観光客を誘導しているので言ってみれば分散型旅行ですね。

観光する場所の分散:分散型旅行は日時の分散だけではなく、場所の分散も広めていきたいと思っています。

それには観光インフラの充実が必要です。穴場に行くのに交通の便がないとかなかな行くことができません。

有名な観光地だけでなく、マニアックだけど観光客にとっては魅力的な観光素材の開発も必要でしょう。

 

分散型旅行に関する記事はこちら

観光庁がすすめる分散型旅行について~

japantourism.hatenablog.com

~観光産業の方にも考えてほしい、分散型旅行の課題~

japantourism.hatenablog.com

 

オーバーツーリズム対策とは?

これらの密を避ける分散型旅行の普及はオーバーツーリズム対策にもなるということに気づきました。

オーバーツーリズムってなに?

オーバーツーリズムとは

観光客が押し寄せすぎて環境や地域住民に悪影響を与え、観光客も楽しめなくなってしまう状況のことを言います。日本では「観光公害」と言うこともあります。

オーバーツーリズムとは・観光用語集 - JTB総合研究所 (tourism.jp)

コロナ禍になる前、京都が観光客でいっぱいで住民はバスを利用することができなくなってしまったとか

コロナ禍になってイタリアの有名な観光都市の自然環境がよくなったとか

あれらがいわゆるオーバーツーリズムやオーバーツーリズムの派生的な影響です。

 

見えきた共通点

オーバーツーリズム対策とは観光客が押し寄せすぎないように工夫することということになります。

分散型旅行は密を作らないようにするための旅行です。

 

この2つは、もともとのきっかけが違うだけで

人が集まりすぎないように休暇を分散したり、観光客が1カ所に集まるのをなくすように工夫したり

目指す状態もやっていることも同じなんです。

 

以前読んだ本にも書いてありました

コロナ禍になる前に書かれた本で、

日本の観光は

ゴールデンウィークをはじめとする大型連休に集中している。

そして有名観光スポットに人々は集中している、

と指摘している本を読んだことがあります。

これって今で言う「密になっている」ということですよね。

【私が読んだ本】

『新・観光立国論』デービッド・アトキンソン氏著

『世界一訪れたい日本のつくりかた』デービッド・アトキンソン氏著

本の中に書いてあるデータは少し古いですが、基本的な考え方は参考になるものがあります。

連休にとらわれず旅行する。

有名なところではなく穴場を見つけて旅行する。

まさに今の分散型旅行です。

「密を避ける」分散型旅行は感染症拡大抑止のために始まったものですが、

将来観光客が戻ってきて、またオーバーツーリズムが問題視されるようになっても、

現在普及させている分散型旅行の対応がオーバーツーリズム対策になる部分がたくさんある、そんなことを思った本でした。

 

空いている、もしくはスムーズに観光できる。それを付加価値にして有料プランを作る。

ということも観光産業にできることかもしれません。

「人気」「安い」だけが観光じゃないなって改めて考えさせられました。

 

新しい観光をどんどん生み出して、観光で人々や日本が元気になったらいいなー。

〜MaaSについて学べるおすすめの本〜移動と街が変われば観光も変わる

MaaSという言葉をご存知ですか?最近、日本でも耳にするようになった言葉なのでご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

そんなMaaSについてよくわかる本を読んだのでご紹介します。 

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▽この記事の目次▽

ご紹介する本

今日ご紹介する本は

『MaaSが都市を変える 移動×都市DXの最前線』

(著者:牧村和彦 発行:2021年3月)

 という本です。

 

MaaSとは・・・

そもそも「MaaS」ってなに?という方のために少しご説明します。

 

「MaaS」は「マース」と読みます。

Mobility as a Service」の頭文字MaaSです。直訳するとサービスとしての移動といったところでしょうか(^_^;)

こう見るとなぜMとSが大文字で、2つのaが小文字なのかよくわかりますね。 

 

えー、つまり、どういうことかというと(^_^;)

MaaSとは、従来の自家用車や自転車などの交通手段をモノで提供するのではなく、サービスとして提供する概念

(『MaaSが都市を変える 移動×都市DXの最前線』より)

とこの本の中に書いてあります。

概念なんですね(^_^;)

 

さらに

MaaSは、スマートフォン一つでルート探索から予約、決済、発券まで行え、「移動の所有から利用へ」を一つのパッケージとして商品化した、究極の交通サービスである。

(『MaaSが都市を変える 移動×都市DXの最前線』より)

ほー、なるほど。

最近、

バスや電車、タクシーの予約、決済、発券ができる新しいサービスやアプリを見たことありませんか?

あれですね。少しイメージわきましたか?

 

ざっくり、こんな本

では本の話に戻りましょう。

この『MaaSが都市を変える 移動×都市DXの最前線』(楽天ブックス)という本は

MaaSが世の中に浸透すると、移動や街がこんなふうに変わる

ということがいろんな角度から書かれています。

 

聞いたことがある言葉たち

本の中には

  • シェアサイクリング
  • 配車サービス
  • 自動運転車
  • オンデマンド交通
  • バス優先レーン
  • 電動キックボード

など一度は聞いたことがあるような流行りの言葉がよく出てきます。

つまりMaaSが広がった世界とは

このような新しい移動が広がった世界、と言うことができます。

 

さらに外国には「路肩マネジメント」というものもあるらしいです。

配車したタクシーやシェアリング用の乗り物に乗る場所、降りる場所をどの路肩に配置するか、乗降場所によって人々の行動は変わります。そんな路肩の空間マネジメントが今後は重要になってくるんですって。道路も街もデザインが変わるんですね。

かなり未来の世界な気がしてイメージするのが難しいですね。

 

この本を読んでいるとそんなはるか未来の世界が、実はすぐ目の前までやってきていると感じて、わくわくしてきます。

 

本の構成

本の構成は

第1章 MaaSの本質とは

第2章 都市が抱える根本的課題

第3章 MaaSが都市空間を再定義する

第4章 アメリカのMaaS先進都市

第5章 欧州のMaaS先進都市

第6章 日本での実装をデザインする

第7章 withコロナ時代のMaaS

(『MaaSが都市を変える 移動×都市DXの最前線』より)

 

アメリカやヨーロッパではすでにどのような街があるのか具体例が出てきます。こんな便利な世界がすでにあるんだなーということがわかります。

一方、日本の現状についても触れ、筆者の考えが述べられています。

日本は道路規制もあったりと難しく、まだまだだな、という印象です。

 

ちなみに

国土交通省も比較的わかりやすく

近い将来こんなふうになるよ、というビジョンを発表しています。

道路:ビジョン:意義・目的 - 国土交通省 (mlit.go.jp)

動画もあります(^^)


www.youtube.com

日本も考えていないわけじゃないんですよね。

 

デジタル化が進んで

チケットの買い方などいろいろ変わった。これからどんどんキャッシュレスやチケットレスになるでしょう。

さらに働き方も多様になってきたから定期券を持っている人が減り、いつも同じ電車やバスに乗る人の割合も減るのではないでしょうか?

駅や改札、乗り場だって駅前ロータリーだって変わっていい、そんな時代がやってくるんですね。

 

ちなみにMaaSが広がった世界では

すべての移動サービスはポケットの中にあるんですって。

で、誰でも同じような移動サービスが受けられるとのこと。

生まれたときからインターネットやスマホが当たり前という世代にとっては便利だよね。けどそれってスマホがないと移動できなくなってしまうのかな。

これからはスマホ操作ができない人にとっては、逆に生きづらい世の中になってしまわないか心配です。日本は高齢化社会の課題先進国って言われているから、新たな課題にも立ち向かっていかないといけないですね。

 

こんな人におすすめ

MaaSという言葉を聞いたことはあるけど、いったいなに?という方

この本を読むと

MaaSで私たちの暮らしがどのように変わるのか、

MaaSが世の中に浸透すると街が、移動が便利になるのかがわかります。

写真や絵もあるので、とイメージしやすいのもこの本の特徴です。

 

仕事でMaaSと関わり始めたけど、何をすればいいのかまだぼんやりしている方

とりあえず日々の仕事はこなしてみてるけど、そもそもなんだっけ?と時々不安になる方

MaaSってアプリでしょ?デジタルとかITとか難しいなーと思っている方

 

最初にも書きましたが

そもそもMaaSは概念でアプリやWebサイトはMaaSのプラットフォームです。ルート探索、予約、決済、発券がスマホでできる、という部分からアプリをつくればいいんでしょ、サイトが便利ならいいんでしょってなってしまう人がいます。

けど、なんかちょっと違う気がするな。

 

もっとご自身の仕事を俯瞰して見てみてください。

あなたが関わっているMaaSを利用すると、どんな暮らし、街、移動になるのか考えてみましょう。アプリやサイトをデザインするとより、移動そのものをデザインするというくらいの気概が必要でしょう。

そんなことを考えたり、学ぶのにこの本はうってつけです。

 

観光産業とMaaS

暮らしや街や移動がどのように変わるか、と書きましたが

世の中には観光型MaaSというものもあります。

 

観光産業である交通事業者が中心になってつくっていることが多いですが、

移動だけでなく、入場や食事なども一緒に予約、決済してそのまま観光施設を利用することができるのが観光型MaaSです。

 

観光型MaaSの場合

利用者の観光がMaaSによってどのように変わるのか、ということになります。

MaaSはスマホひとつあればストレスなくい移動できるサービスなので

 

観光する、旅行に行くときに何がストレスなのか考えてみてください。

私の場合は・・・

  • 旅行かばんやお土産などの荷物を運ぶのが面倒

初めて行くところは

  • 行きたいところまでの道がわからない
  • 駅やバス乗り場、タクシー乗り場がわからない
  • 乗り換えや乗り継ぎが面倒
  • バスはバス会社によって、後払い・先払いが異なる
  • 交通系icカードが使えるところと使えないところがある

などいろいろストレスです。

他には、観光施設でも

  • チケットを窓口でいちいち買うのが面倒
  • 予約する際も施設それぞれの予約サイトにいくのが大変

 

こんなストレスがMaaSで解決できたらいいですよね。

そしたらより楽しい観光や旅行になるのではないでしょうか。

 

またMaaSは多くのデータを取得することも可能ですので、混雑状況を共有することもできます。ウィズコロナ時代に持って来いですね!

この点については『MaaSが都市を変える 移動×都市DXの最前線』(楽天ブックス)

の第7章にも書いてあります。

 

日本初の観光型MaaSとして知られているのが、東急などが開発しているIzuko(イズコ)です。その開発について書かれた『MaaS戦記 伊豆に未来の街を創る』(楽天ブックス)という本は、MaaSってなに?という状態から日本初の観光型MaaS開発のドキュメンタリー本です。

まさに今、観光型MaaSに取り組んでいる方にも参考になるものが詰まっているのではないでしょうか。

こちらもおすすめです(^^)

「MaaS戦記」

 

 

「MaaSが都市を変える 移動×都市DXの最前線」

 

~ウィズコロナ時代からアフターコロナ時代~観光産業にできること5選

安心安全な旅行・宿泊・観光のために私たち観光産業ができることはなんでしょうか?

感染症対策をすることなのか、密を作らないための工夫をすることなのか・・・

ウィズコロナ時代からアフターコロナ時代の今、

観光産業ができることをまとめてみました。

 

▽この記事の目次▽

観光産業にできること

安心安全な旅行のために観光産業ができることはなんでしょうか?

安心安全な旅行のためにまずは感染症対策

まず今はやはり感染症対策ですね。

飲食店でも観光施設でもイベントでも

・消毒液置いて

・体温測って

あらゆる対策をしています。

 

ちょっとした工夫をしてみる

消毒液置いて体温を測る、これらは今は当たり前で

それ以上の取り組みやちょっとした工夫をすることでより納得感のある注意喚起ができます。

納得感があると人は行動も変えやすいですしね!

 

例えば、

「飲食時以外はマスクをしてください」と「会話時はマスクをしてください」

この2つの言葉は似ているようで、どこか印象が違いますよね。

▼詳しくはこちら▼

~飲食店で見かけた見習いたいなーと思った取り組み~

japantourism.hatenablog.com

お客様が行動を変えられるかどうか、

お店や施設を守ることにもつながります。

 

タッチしなくても操作できるタッチパネル

タッチパネルを非接触にするというのはいかがでしょうか?

タッチパネルなのにタッチせずに操作できるんです。

私は以前、羽田空港で見かけたのですが、最近近所の飲食店でもみかけました(*^_^*)じわじわ広まってるんですね。

操作するほうとしてはまだ慣れず、不思議な感じ♪です。

▼詳しくはこちら▼

羽田空港で見つけた!タッチパネルを非接触にする仕組み~

japantourism.hatenablog.com

機械を取り替えるわけではないのて、導入しやすい点もありがたいです。

 

ワーケーションの受け入れ設備や仕組みを作る

「ワーケーション」って知ってますか?

言葉自体は徐々に広まってきたかな。しかしやはり日本ではなかなか浸透しないですねー(^_^;)まだまだ、憧れ・自分には遠い世界、という人も多いのでは?

仕事や業界によってはリモートワークできない仕事があるのが現状だし、

社内の文化的にリモートワークしづらいという会社もあるでしょう。

 

しかし

コロナ禍になる前に比べてリモートワークが広がったのは確かです。

 

受け入れる施設や自治体では、リモートワークしやすいインフラを整えることでよりワーケーションが広まっていくのではないでしょうか。

さらに

リモートワークのための設備などだけでなく、ワーケーションならではの発想が必要です。

▼詳しくはこちら▼

~「ワーケーション」の魅力と課題は??~

japantourism.hatenablog.com

 

ワーケーションが広がれば関係人口が増えます。

住民でもなく、観光客でもなく、関係人口*1を増やすことで

その地域の消費を活性化させることができます。

ワーケーションの拡大や普及はそういう意味でも地域経済にいい話ですね♪

 

事前予約できるようにする

事前予約できるようにするのも安心安全な旅行のためにできることです。

飲食店の予約や、コンサートやイベントの予約というのは昔からありますが

今や美術館や博物館の日時指定予約というのもあります。

日時指定の事前予約制にすることで来場者数を分散させることができます。

当日急に混んでしまうということがなくなったり、入場を待つための行列がなくなったり、スタッフの要員を事前に用意しておけるのもいい点ですね。

▼詳しくはこちら▼

〜博物館を事前予約してみた体験記〜

japantourism.hatenablog.com

無料予約システム【STORES 予約(ストアーズ 予約)】

 

キャッシュレス決済の普及はインバウンド対応に

キャッシュレス決済も対面販売の際の接触の機会を減らすことができるので、安心安全な旅行への対応の1つと言えるでしょう。

日本はキャッシュレス決済がまだまだ普及していないと言われています。

 

みなさんも外国に旅行に行く時を思い出してみてください。現金の両替ってけっこう面倒じゃないですか?

日本でキャッシュレス決済が普及すると、訪日観光客の方々が決済する際の面倒がだいぶ減ると思うんです。

近い将来、訪日観光客が戻ってきたとき、今よりキャッシュレル決済が日本全体に浸透していて、快適な日本旅行を楽しんでもらえるといいですね。

 

1台であなたのお店もキャッシュレスにできる。

クレジットカード、電子マネーQRコード決済に対応できるマルチ決済サービス「スマレジ」

まずはお問い合わせから・・・

0円から導入できるクラウドPOSレジについてはこちらから資料ダウンロード(無料)できます

 

分散型旅行を普及させる

旅行に行く日にち、曜日、時間、場所を分散させるのが分散型旅行です。

日本人はどうしても群れたがる人々なので、混んでいると「楽しいのかな」「人気なのかな」と思って引き寄せられてしまいます(^_^;)

しかし

混んでいないときに行った方が自分のペースで楽しむことができる。

待ち時間もなく並ばず楽しむことができる。

そういういいことがあるはずなんです!

 

自分だけのお気に入りの場所でゆったり楽しむ、そんな旅行をもっと広めていきたいな。

▼詳しくはこちら▼

〜分散型旅行の魅力を語ってみた〜

japantourism.hatenablog.com

 

とはいえ

観光地って空いているときに行くとどこかさみしかったり

土日しか営業していないお店があったり

(それは人手不足によるものが大きいだろうけど)

平日行く旅行はまだ楽しめない・・・(-_-;)という実態もあります。

地域によって課題は違うし、できることやできないことは異なります。

営業日や営業時間を変えることは難しくても

平日や連休以外に旅行しても楽しめるような工夫を施設やお店、自治体で用意することはできるのではないでしょうか。

▼詳しくはこちら▼

〜分散型旅行にはまだまだ課題がある〜

japantourism.hatenablog.com

 

まとめ

ウィズコロナ時代からアフターコロナ時代の観光産業ができることをまとめると

感染症対策・・・ちょっとした工夫で人々の行動は変えられる。

●ワーケーション浸透のための整備・・・受け入れる施設や自治体側にできることを考えてみよう。ワーケーションならではの楽しさも忘れずに。

●事前予約できるように・・・日時指定予約制にするのは施設側にもメリットあり。来場者数とか料金設定とか再検討するのもありかも。

●キャッシュレス決済の浸透・・・キャッシュレス決済はインバウンド対応にだってなる。近い将来必ず訪日観光客の方々は戻ってきます。

●分散型旅行の普及・・・(土日休みという固定概念なんてやめてしまえばいいのにと思いますがそれは社会全体の話なので、)まずは分散型旅行の楽しさを発進していきたい。

 

以上、観光産業が今できることでした。

では、またー。

*1:関係人口とは|『関係人口』ポータルサイト (soumu.go.jp

《ウィズコロナ時代 旅の心得》こんな時だからこそのおすすめの持ち物

まだまだ終わりの見えないコロナ禍。落ち着いたらまた旅行に行きたいなーって思ってある方も多いことでしょう。

今日はこんな時代だからだからこその旅の心得として

おすすめの旅の持ち物をご紹介します。安心安全な旅行のためにも感染対策は必須です。持ち物を選ぶときのポイントもご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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▽この記事の目次▽

ウィズコロナ時代の旅の心得

ウィズコロナ時代の旅の心得として

旅行の計画の立て方、旅行中の注意点、旅行から帰ってきたら気をつけること

についての記事も書いていますので、そちらも参考にしてみてください。

japantourism.hatenablog.com

 

今回はウィズコロナ時代の旅行のおすすめの持ち物をご紹介します。

こんなご時世だからこその持ち物です。

 

新しい、おすすめの旅の持ち物

今までの旅行の持ち物に加えて

持っていったほうがいいもの

持っていくと安心安全な旅行ができる持ち物

5つご紹介します。

 

1.消毒液、除菌シート

消毒することは自分を守るためでもあり、感染拡大を抑止するためでもあります。旅行に行くからには最大限の努力をしましょう。

今や都会でも地方でも、そこら中に消毒液はあるけど自分用があると飲食する直前に手を拭くことができて便利です。人は知らず知らずのうちにあちこち触っていますから、手や指を消毒してから飲んだり食べたりするのがいいですね。

医師、歯科医師も導入している「ジアタロウ除菌水」

マスクして、

手洗い消毒、

摂取後も

(新しい旅のエチケット〈全体編〉より)

 

2.ハンドクリーム

コロナ禍になって消毒しすぎて手がカサカサ(@_@)という人も多いのではないでしょうか。私もこれはずっと悩んでいます。

THE BODY SHOP のハンドクリーム

 

最近では消毒しながら保湿もできるという商品もあるようです。

ピュアリア うるおいin手肌すっきり洗浄乳液50mlサンスター日本製エタノール70vol%配合の潤うハンドケア乳液携帯に便利ミニタイプ

価格:770円
(2022/2/6 18:21時点)
感想(0件)

みんな乾燥に悩んでるんだよね。

手が荒れない消毒液はないものかと理科に詳しい人に聞いてみました。が、なんか難しい単語ばかりの説明でよくわかりませんでした(^_^;)つまりはないってことだったみたいです。(私の理解が正しければ)どうやらエタノールだかアルコールだかわからないけど除菌の作用がある成分が手の乾燥を引き起こしているということみたいで、もはや消毒と保湿はセットと言っていました。

その人がその時おすすめしてくれたのがこちら

アトリックス エクストラ ポイント集中ケア 薬用ハンドクリーム 30g

価格:874円
(2022/2/6 18:29時点)
感想(1件)

花王 アトリックス メディケイティッド チューブ (50g) 薬用 ハンドクリーム 【医薬部外品】

価格:303円
(2022/2/6 18:30時点)
感想(5件)

「薬用」がいいよって言われました。このアトリックスシリーズは嫌な匂いもしないので、男性でも抵抗なく使えると思います。

 

オーガニック化粧品にこだわりたい方はこんなのはいかがでしょうか。

リラックス×オーガニックハンドクリーム【yogino】

 

どれも持ち運びに便利なサイズですので、旅行かばんの中に入れても邪魔になりません。

 

3.マスク

片時も手放せないマスク。旅行では日数分プラス予備も持っていきましょう。

世の中のマスク不足は解消されているのでコンビニでもドラッグストアでもいつでも買えるけど、紐が切れたり、落としたりして急に必要になることがあります

また旅先だと温泉に入って濡れることもあります。(←なんで温泉でマスクが濡れるの?って思うでしょ?実体験です。。。そのときの話はまた後日(^^))

 

あと旅行へ持って行くマスクは個包装になっているマスクが断然おすすめです。衛生面でもおすすめですし、旅行かばんの中でも整理しやすいです。

マツモトキヨシ 耳が痛くならないマスク(ふつうサイズ)

 

4.体温計
意外に忘れがちなのがこれ、体温計です。

旅行に出かける前や日常生活で体温はよく測っていると思いますが、旅行中にちょっとだるいな、熱っぽいなって思ったらすぐに自分の体温計で確認できるようにしておくとよいでしょう。いつどうなるかわからないですからね。

マツモトキヨシ 20秒で測れる体温計

オムロンの電子体温計(15秒で測れるのでお子様にも使える)

マツモトキヨシ公式通販サイト

 

DDも最近の旅行では、これらを旅行かばんに入れています。

 

5.キャッシュレス決済

次に、クレジットカード、電子マネーQRコード決済などのキャッシュレス決済ができるものも持って行くといいでしょう。

キャッシュレス決済は日常生活で使っている人もだいぶ増えたかな。

 

旅先でもできるだけ人と接触でいられるようにキャッシュレス決済の準備をしておきましょう。例えばクレジットカードを持ったり、

決済アプリのをスマホに入れたり・・・

iPhoneの方はこちら・・・

paypay_IOS

Androidの方はこちら・・・

paypay_android

 

ただ残念ながら地方はキャッシュレス決済の浸透度がまだまだなので、現金を持っていくのも忘れずにね(^^)

DDも日常生活で交通系ICに慣れすぎて、先日地方で電車の切符を買うのに四苦八苦しました・・・(^_^;)それはそれで旅してるなーって思えたけどキャッシュレス決済がもっと日本全国に普及すると便利なのになーと思います。

 

【お店や施設にキャッシュレス決済を導入しよう】

カード決済AirPAY

 

「新しい旅のエチケット」とは?

ところで

今回おすすめの持ち物と一緒にちょいちょいご紹介した「新しい旅のエチケット」について少し触れておきます。これは親しみやすいイラストと覚えやすい文体で表されている、今の時代だからこその旅行のエチケットです。

初めて聞いたーという方は、今回ご紹介したほかにもいろんなのがありますので、ちょっと見てみてください。

 

(「新しい旅のエチケット」に関する記事)

当ブログで「新しい旅のエチケット」について紹介した記事はこちらです。

japantourism.hatenablog.com

japantourism.hatenablog.com

japantourism.hatenablog.com

 

まとめ

ウィズコロナ時代の旅のおすすめ持ち物、いかがでしたか?

持ち物とポイントをまとめると

  • 消毒液・除菌シート・・・持ち運びできるサイズで。特に飲食の前には消毒を。
  • ハンドクリーム・・・消毒と保湿はセットで。いろんな種類があるので自分の好みのものを探してみよう。
  • マスク・・・個包装が断然おすすめ。予備を持って行くのを忘れずにね。
  • 体温計・・・意外と忘れがち。旅行中に自分の体温計ですぐに測れるように持って行こう。
  • キャッシュレス決済ツール・・・カードやアプリの準備をしておこう。現金もお忘れなく。

 

みなさん、安心安全な旅行をするため

私たちの大好きな旅行を悪者にしないためにも

旅行中にも万全な対策ができるように旅行の持ち物リストにこの5つを加えておきましょう(^_^)b

 

今日ご紹介した「おすすめの持ち物」をネットで探してみよう♪

 
 
 
 

《ウィズコロナ時代 旅の心得》旅行の計画から旅行後までで気をつけること

100年に一度と言われているパンデミック。日本で感染が確認されてからもう丸2年ですね。

旅行はどうしても人が動くものだから、観光産業は感染拡大をさせている業界だと思われがちです。
けど私は、日常生活と同じように

旅行でもどのように行動するかのほうが大事で、旅行そのものが悪ではないと考えています。

 

そこで今日はこんなご時世の旅行はどのように楽しんだらいいのか、

そもそも旅行に行っていいのか、

こんな時代だからだからこその旅の心得として

旅行前から旅行中、旅行後の注意点についてお話しします。

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▽この記事の目次▽

ウィズコロナ時代の旅の心得

では、ウィズコロナ時代の旅行だからこそ気をつけることをいくつか挙げてみます。

 

と、その前に私たち観光産業が推進している新しい旅のエチケットについて触れたいと思います。

 

「新しい旅のエチケット」とは?

「新しい旅のエチケット」とは、観光庁や観光産業がコロナ禍になって広めている旅のエチケットで、旅行が好きな人、旅行に行こうとしている人にぜひ知っておいてほしいエチケットです。

こんな時代に旅行をするとき、なにに気をつけるべきか、覚えやすいリズム感のある文体で表されています。

例えば

楽しくも、

車内・機内の

おしゃべり控えめに

(「新しい旅のエチケット」〈交通編〉より)

 

お土産を

選ぶ前後に、

手の消毒

(「新しい旅のエチケット」〈観光施設・ショッピング編〉より)

こんな具合です(^^)

いいリズム感でしょ?

 

(「新しい旅のエチケット」に関する記事)

イラストもかわいいんです。

以前当ブログで「新しい旅のエチケット」について紹介した記事はこちらです。

japantourism.hatenablog.com

japantourism.hatenablog.com

japantourism.hatenablog.com

 

この「新しい旅のエチケット」の改訂版が2021年11月にできました。

観光庁の報道発表記事~

www.mlit.go.jp

動画もあります。

youtu.be

www.mlit.go.jp

ワクチン接種が進んだことを踏まえたものや、より具体的なものが追加になりました。

 

では、この「新しい旅のエチケット」をご紹介しながら

旅行の注意点やポイントについてお話しします。

 

旅行に行くか行かないか

ウィズコロナ時代の旅行、まずみなさん悩むのがそもそも旅行に行くべきか行かないべきか、ですよね。

どの地域でどの程度感染が広がっているか、また今どの程度人が動いているのか確認するのも必要でしょう。ウイルスの感染力や重症化率など世の中にはいろんな情報がありますね。毎日暗いニュースばかり気にしていると、精神的に疲れてしまうので程々にしましょう。緊急事態宣言発令やまん延防止措置がとられているかも、ある程度指針にはなります。

旅行会社や宿泊施設の取消料をかかるのか、かかからないのかを判断基準にしている人もいるのではないでしょうか。

 

いろんな判断基準はあるけど、もっとも大事なのは

体調が悪いときには行かない。
これは基本です。予約済みの場合は思い切って取り消しをしましょう。旅行に行くかどうかの判断は、そのときの感染症拡大状況にもよりますが、まずはご自身の体調が万全かどうかです。
取消料がかかったとしても体調が悪いときは取り消しをする勇気を持ちましょう

旅行前、

体調不良?

旅控え

(「新しい旅のエチケット」〈全体編〉より)

 

自分の体調は問題ない。

で、今、旅行に行ってもいいの?みんなはどうしてるんだろう??と思ったときには、予約済みの新幹線や飛行機の空席情報を見たり、泊まる予定の宿泊施設に予約状況を聞いてみてもいいでしょう。

どの程度のお客様が宿泊予定になっているか教えてもらえますよ。旅先のことは現地の人に聞いてみると、一番リアルな情報が得られます。(←ちょっと裏ワザです(^_^;))

 

旅行の計画を立てるときのポイント

次に旅行の計画を立てる際の注意点です。

旅行の計画ってコロナ禍になる前と同じでいいんじゃないの?

なんか特別なことってあるの?って思ったそこのあなた。

わくわくする気持ちは同じでも追加で考えてほしいポイントがいくつかあります。

フクロウのイラスト

日程の決め方

旅行の日程は混んでいない日にちや時間を選びましょう。

平日が空いてそうとか、午前中のほうが空いているといった場合もあるでしょう。

すいている時期、

時間帯で、快適旅行

(新しい旅のエチケット〈全体編〉より)

行く・泊まる場所の決め方

観光する場所も穴場を探してみたり、混んでいる中心地から離れたところを選んでみましょう。今までとは違うおもしろい旅行ができるかも!?

 

〈宿泊施設や観光施設の決め方〉

どこの宿泊施設や観光施設、飲食店を利用すればいいのかは、やはり感染対策をきちんと行っているかがポイントですよね。

お店・宿選びの選択肢、

感染対策

忘れずに

(「新しい旅のエチケット」〈全体編〉より)

宿での食事も部屋食個室、で選ぶのもいいでしょう。

部屋食ができる宿特集(JTB)

やはり飲食時は要注意なので、他のお客様と距離を取ることができるのはいいですね。

 

予約をしよう

そして事前予約ができるものは予約をしましょう。

今は宿泊施設だけでなく、観光施設や食事施設でも予約できるところがあります。

むしろ人数制限をしている施設やイベントがあるので、予約が必要なこともあります。

今までの常識とは異なる場合がありますので、その点注意が必要です。

(博物館で入場券を事前予約した話の記事)

japantourism.hatenablog.com

人数を制限することで、密を減らすことができますので予約制にするのっていいですよね。

 

営業時間や営業日の確認

今までとは営業時間や営業日が変わっている場合があります。

また状況は刻一刻と変わるので、行く直前に営業時間や営業日を今一度確認することも忘れずに(^_^)b

 

旅行中に気をつけることは?

旅行中の注意点としては

観光施設に着いたときもし混んでいたら、時間をちょっとずらして出直すようにしましょう。

このような臨機応変な行動が求められますので、あらかじめ決めておく旅行の行程も余裕のあるものにしておくのがいいですね。

すいた時間、

場所を選んで

安心観光

(「新しい旅のエチケット」〈観光施設ショッピング編〉より)

きちきちの行程にしておくと、出直している時間なくなっちゃいますもんね(^_^;)

 

最近、羽田空港では航空会社のアプリや空港まで行く電車の駅のサイネージで、保安検査場の混み状況が見えるようになりました。このようなツールを使ってご自身の行動のタイミングを決めるのはいいと思います。今空いてるから今のうちに保安検査場に行こう、とかね(^_-)☆

 

旅行から帰ってきたら・・・

体調は大丈夫ですか?

旅行楽しかったなーって浮かれていると忘れがちだけど、旅行から帰ってきたらご自身の体調をいつも以上に観察してみましょう。

旅行に行って旅行先に感染症を広げちゃったかなーって気になると思いますが、

旅行では日常生活では会わない人と接する機会がどうしてもあります。帰宅してからご自身の体調が悪くなってないか気にしてみましょう。

 

まとめ

ウィズコロナ時代の旅の心得、いかがでしたか?

まとめると

  • 旅行前のポイント・・・日程は混雑を避けて、予約できるものは事前に予約しよう。場所もずらしてあなただけの穴場を見つけよう。
  • 旅行中のポイント・・・混んでいたら時間をずらす工夫をしよう。
  • 旅行後のポイント・・・体調は大丈夫?

日常生活もだけど

私たちが大好きな旅行を悪者にしないためにもどのような行動をするかよくよく気をつけましょう。

 

《旅の心得~持ち物編~》はこちら

japantourism.hatenablog.com

 

2021年から2022年の年末年始[搭乗記と乗車記など体験談とその他もろもろ]

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

今年の年末年始はゆっくりできましたか?

観光産業従事者は年末年始と言っても「仕事だよー」という方がたくさんいらっしゃいます。分散型旅行と騒がられるずっと前から、観光産業はみんなが休みのときに働いて、みんなが仕事のときにひっそり休んでいます(^_^;)

 

観光客の旅行が分散すれば私たち観光産業従事者の働き方と休み方も変わるんだろうな。

 

さてこの記事ではそんな年末年始

今年はどのような状況だったか、体験したことや感じたことなどを書いてみます。

 

▽この記事の目次▽

1月1日の飛行機と新幹線

用があって元日に飛行機と新幹線に乗りました(^^)

 

空港と駅は混んでた?

なんだか人は多かったですねー(@_@)

 

これから飛行機や新幹線に乗る人の中には

「お菓子買っておけば喜ばれるかな〜?」などと言いながらお土産を選んでいた方がいたり、

これから帰省でしょうか、もしくは帰省のお土産でしょうか。

 

空港の出入口や駅の改札に迎えに来ている方やお見送りの方もたくさんいました。 

「今度はキャッチボールしようね!」と別れを惜しんでいた家族は、親戚の家から自宅に帰るのかな。

 

元日にしては人出が多いなぁと感じましたが

これから出かける人、今から帰る人、両方いたので混んでいたように感じられたようで

言い換えれば帰省はある程度分散していたのかもしれません。

 

機内&車内はこんな感じでした

飛行機も新幹線も乗車率がだいぶ戻ったみたいですね。

 

元日はさすがにそこまで混んではいませんでした。私が乗った飛行機の搭乗率は半分弱、新幹線の乗車率は3割程度でした。

空港やターミナル駅が混んでいたのは見送りや迎えの方々もいたから混んでいたようですね。

 

 〈飛行機からの写真〉

機内からの写真

 

機内からの写真

富士山です。とてもきれいに見えました(*^_^*)

富士山をこの角度から見られるのは贅沢ですね。

今年もいいことがありますように・・・(^_^)b

 

〈新幹線の写真〉

新幹線の写真

スピード感のある写真になっちゃった(^_^;)

 

実際、帰省ラッシュはいつだった?

ニュースによると12月29日の下り、1月3日の上りが混んでいたようです。

コロナ禍になる前ほどは混んでないけど、コロナ禍にしてはだいぶ混んでいたようです。

 

今年の特徴としては・・・

コロナ禍になる前は年末年始の飛行機や新幹線の予約は座席がなくなってしまうから発売日に駅に並んだりして早めに予約したものですが、

今年は、みなさんギリギリまで様子見していたようです。

帰省するかしないか、移動するかしないか、

「よしっ!行こう!」となって当日券を買うという方が多かったみたいですね。

その結果、12月29日のターミナル駅のきっぷ売り場はとても混雑(^_^;)

いいんだか悪いんだか。観光産業従事者としてはきっぷ売り場に人が並ぶという光景だけで泣きそうです(^~^;)ゞ

あんなに切符を買う人で窓口が並んでいたならけっこう売れたんじゃないかって思うけど、実際はそうでもなかったんです。並んでいたのは切符を買う人が一時的に集中しちゃっただけみたいですね。

 

除夜の鐘と初詣

さてさて、さすがの私も大晦日はのんびり家で過ごしていたのですが

テレビで、除夜の鐘をつく人々、1月1日0時に初詣する人々を見て、あまりの人の多さに驚きました(゚Д゚)

みなさんマスクはしてらっしゃいますけど、ざわざわしてるし、屋外とはいえ密接に密集していてびっくり。

除夜の鐘をつくのは事前に予約したり、整理券配ったり、人数制限に工夫をしているお寺もあったみたいですが、

(あれでもコロナ禍になる前に比べたら混んでないのかもしれないけど)久しくあんなに密集している画を見ていなかったのでドキドキしちゃいました。

 

年末年始だって分散しちゃう

今年は私も私の家族もお正月は前に後ろにずらして過ごしました。

友人には年末年始ってずらせるの?って言われましたが(^_^;)、福袋だって年末から売っている時代です。

年始にいつも旅行に行っていた人は、年末より少し前に旅行に行ったり、お正月休み終わってから旅行に行ったり、

初詣は三が日の少し後に行ったり、

三が日にこだわらず節分まで初詣ってことにしていいって神社にも書いてありましたし。

密を避けるためにひとりひとりできることはあります(*^_^*)

 

(分散型旅行に関する記事)

japantourism.hatenablog.com

japantourism.hatenablog.com

ちなみに私は両親に「オミなんとか株とか言ってるから挨拶はいらんぞー」って言われました(^_^;)

 

みなさまはなにか工夫しましたか?

一人一人で着る工夫をして健康には気をつけて過ごしたいですね。

〜2022年の観光産業はどうなるか〜年が明けたので目標を立ててみました

大変遅くなりましたがみなさま

あけましておめでとうございます。

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仕事したり、風邪引いたりしてたら

新年の挨拶がすっかり遅くなってしまいました(^_^;)この時期に風邪引くと、いろいろややこしいですね。ただでさえ生きづらい世の中がさらに生きづらくなりますので、みなさまはくれぐれも体調には気をつけくださいね。

 

さてさて、新年明けましたねー。

今年もいろいろあるだろうけど

新しいことをしたり、

新しいところに行ったり、

新しい人に出会ったり

できたらいいなぁと思っております。

 

▽この記事の目次▽

2022年の観光産業はどうなる?

さて、新型コロナウイルス感染症により激動の中にある観光産業ですが

今年(2022年 令和4年)はどんな年になるのでしょうか。

 

新型コロナウイルス感染症関連で言うと

まだまだウィズコロナ時代は続くでしょう。

もしくは現在私達が目の前にしている変異株によりもっと大変な状況になるかもしれません。毎日驚くようなニュースばかりですね。

観光産業だけでなく、我々の日常生活だって脅かされかねない(脅かされている)状況です。余暇産業とされる観光産業は後回しになっちゃいます。私にとっては観光は不要不急ではなく、必要なものですけどね(o^^o)

 

ましてや観光は人が街から街へ移動することが多いので、感染拡大させてるんじゃないかって言われがちです。もともと世の中がこんなふうになる前から観光産業にとって感染症は外的脅威のひとつとして考えられていました。マーケティングや学問の話が現実のものになっちゃったってことですね。

 

話を戻すと、今年、2022年は海外旅行はまだまだ気楽にできる状態ではないでしょう。よって観光産業の多くが国内旅行に力を入れるでしょう。

とともに今、事業者やお店はこのウィズコロナ時代を生き延びるため今までの収入構造を見直しています。本業以外や本業に関わるもの、アフターコロナを見据えて様々な取り組みが始まっています。

 

いくつか事例を挙げてみます。

地域密着で地域創生する

まずは地方創生型の事業です。

ふるさとアンバサダーとは?

JALでは客室乗務員さんの中からふるさとアンバサダーという人たちが選ばれ、地元や好きな地方のアンバサダーとして活動されています。

japan.jal.co.jp

国内航空需要にもつながるであろう壮大な町おこしです。

ふるさとアンバサダーについてはこの本で紹介されていました。

 (『コロナ後のエアライン』を紹介した記事はこちら)

japantourism.hatenablog.com

 

ふるさと納税だって地域創生

最近、流行っているのがこれ、ふるさと納税です。

航空会社鉄道会社が軒並みふるさと納税事業を始めています。

JAL

furusato.jal.co.jp

ANA

furusato.ana.co.jp

JR東日本

[ふるなび]JR東日本

furunavi.jp

JR東海

[ふるなび]JR東海

furunavi.jp

中には、返礼品が旅行券や現地で使えるクーポン券というものもあります。収入源の拡大を図っているのでしょう。ふるさと納税で応援もできる上に、旅行の割引券がもらえたり、現地で使えるクーポンは実際に旅行したときに使えるのは旅行者(寄付者)にとってもいいですね。

 

マイクロツーリズムって知ってますか?

ウィズコロナ時代になって耳にするようになったマイクロツーリズムという言葉。星野リゾートの星野社長が広げていった言葉というイメージですが、みなさんは聞いたことありますか?

www.hoshinoresorts.com

マイクロツーリズムとは、居住地から車で1〜2時間の範囲での旅行を指します。もともと地元密着型の星野リゾートでは、宿泊だけでなく、観光プランをたくさん用意して、近くに住んでいる方でも楽しめるような工夫をしています。

[じゃらん]星野リゾートグループ

星野リゾートのもともとの事業やポリシーがウィズコロナ時代によって広まり、強固なものになりました。

お近くの星野リゾートに出かけて、泊まってみるのも楽しそう。

 

アフターコロナも続く?

アフターコロナ時代にも続きそうだなぁという事業もいくつか挙げてみます。

 

おうちで飛行機に乗った気分

まずはみなさんご存じ機内食のオンライン販売。

全日空の機内食販売(楽天市場)


 

機内食販売はもともと航空会社が余ってしまった機内食をオンライン販売したことに始まります。コロナ禍になって急に多くの航空便が欠航になってしまい、機内食は食品ですので消費期限があるためオンライン販売をした、というわけです。

機内食のオンライン販売についても先ほどご紹介したこの本でに書いてありました。

 

今では家で旅行気分を味わえると人気です。機内食を飛行機の中で気軽に食べられるようになるにはまだまだずっと先でしょうし、もともと美味しいと噂の機内食が飛行機に乗らなくても食べられるとなれば人気になるはずです。

 

オンラインで旅行体験

オンラインツアーもまだまだ盛り上がってます。

www.his-j.com

最初は、え、オンラインで旅行なんてできるわけないじゃんって思ってましたが

話題性もありメディアで取り上げられることも多く、今では宣伝効果だけでなく、だいぶ収益性見込めるようになってきたみたいですよ。

www.jtb.co.jp

エイチ・アイ・エスの澤田社長は将来は海外旅行に興味なのない人やあまり行かない人がいくつかオンラインツアーに参加し、そのうちのどれかに実際に行ってみる、そんな時代がやってくるって言っていました。旅行者の裾野を広げられるかもしれないですね。また行ってみてこんなはずじゃなかったっていうのを減らせそう。

 

本業とあまり関係ないけど

旅行会社がワクチン接種の業務を受託したり

ロボットを販売したりと

本業とは関係なさそうな事業にも進出しています。

もともとのノウハウが生かせるんでしょうね。

 

今年も激動の中にあるだろう観光産業ですが、だからこそ新しいことにチャレンジしています。より一層目が離せない観光産業です。

 

2022年の目標を立ててみました

2021年もっとこうしたかったということを踏まえて、2022年の目標を考えてみました。

(2021年ふりかえりの記事)

japantourism.hatenablog.com

 

2022年のブログの目標

昨年は具体的な目標数字は公言しなかったので、自分に甘くなっちゃったのかな。

ということで今年は思い切って数字で目標を立ててみます。

 

新たに100記事書くことを目標としたいと思います。

平均すると月に10記事以下ですのでさすがに余裕でしょうと思いますが、去年は40記事しか新しい記事を書けなかったので、私にはなかなか高い目標です。(がんばります。新年早々、風邪引いて初アップが遅くなり、雲行きが怪しい。)

そのために効率的にさくさく書けるように勉強したいな。

とはいえ楽しく、続けるということを忘れないようにしたいと思います。じゃないと苦しくなっちゃうしね

 

旅行に関する目標、というより希望

旅行については去年より旅行に行けたらいいな

行ったことのないところにも行ってみたいです。

こればっかりは不安定要素の多い世の中なので、先のことはわかりませんが、状況に応じて、その都度行動するかしないか、どのように行動するか考えたいと思います。

 

それではみなさま

本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

〜「観光まちづくり」事例から学ぶおすすめの本〜昼神温泉ナイトツアーができるまで

昼神温泉のナイトツアーをご存知ですか?

とても人気のツアーで、このツアーに行きたいから昼神温泉に泊まるという人もいるほどなので、行ったことある方も多いのではないでしょうか。

 

昼神温泉はは今でこそ人気の温泉地ですが昔は、観光客がどんどん減少し、宿泊料金も低価格競争になり、まちの人は困り果てていた温泉地でした。なんとかしなくては!ということで誕生したのが「日本一の星空ナイトツアー 天空の楽園」です。

今日は、このナイトツアーが生まれそして人気になるまでの裏話が書いてある本をご紹介します。

 

昼神温泉以外にも成功事例がたくさん紹介されているので、まちづくりで悩んでいるの人は読んだら解決の糸口が見つかるかも!?今は悩んでいない人もまちづくりの勉強になる本です(◠‿・)—☆

 

▽この記事の目次▽

ご紹介する本

今日ご紹介する本は

『まちづくりDIY 愉しく!続ける!コツ』

(著者:土井 勉、柏木千春、白砂伸夫、重野英憲、西田純二 発行:2014年2月)

という本です。

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「まちづくり」と「観光」って関係あるの?という声が聞こえてきそうですが、あるんです。

 

 

まちづくりってなんだろう

「まちづくり」と聞いてあなたはどんなことを思い浮かべますか?

  • 町並みを整備する
  • 観光施設をつくる
  • 特産品をつくる
  • 交通機関を整備する

などなんとなく県とか市とかがやるもの、大きな企業がやってくれるものというイメージではないでしょうか。

 

まちづくりは、福祉のまちづくり、交通まちづくり、景観まちづくり、観光まちづくり、防災まちづくり、まちづくり会社、まちづくり条例など様々な意味とと使われ方をしているストライクゾーンの広い言葉である。(『まちづくりDIY 愉しく!続ける!コツ』より)

と、この本の中にも書いてありますが、どこか大きなことのイメージですよね。

 

DIYとは

本の題名に「DIY」という言葉が入っています。

聞いたことある言葉ですが、改めて辞書を引いてみました。

 

《do-it-yourself》しろうとが自分で何かを作ったり、修繕したりすること。日曜大工。ドゥイットユアセルフ。

[補説]第二次大戦後のロンドンで、廃墟に立った元軍人たちが「何でも自分でやろう」を合い言葉に町の再建に取り組んだのが始まりとされる。 (goo辞書)

だそうです。

 

誰かに頼むのではなく「自分でやろうよ、やってみようよ」ってことですね。

 

まちづくりは「官」だけじゃない

で、「まちづくり」と「DIY 」ということなので

 

「まちづくりだって自分でできる」、「あなたにもできることがあるのでは?」ということです。

 

  • 今あるモノを生かす。
  • 結びつける。
  • 地元の飲食店のマップをつくる。
  • 花を植える。

そんなことでいいんじゃない?ってことです。

 

DIYって言うと、どこか楽しそうですしね。楽しくなきゃ長続きましません。持続可能なまちづくりってわけです。

 

本のおすすめポイント

そもそもこの本は学芸出版社という建築やまちづくりに関する本を出版している会社から出されています。観光、まちづくり、交通などとても興味深い本をたくさん出版されている出版社さんです。

www.amazon.co.jp

まちづくりについて長けているわけです。

 

●事例がたくさん

この本では全部で18の事例が紹介されています。

写真や図、グラフや地図なども入っていています。例えばまちづくりの過程で作ったチラシやポスターが載っています。わかりやすいし、自分が抱えているまちづくりにも応用しやすいですね。

事例は大きなものから、え、こんなことでまちづくりって言える?という小さなことまで幅広いので、どれかしらは参考になるのではないでしょうか。

●課題とコツ

それぞれの事例の課題と解決までの道のりが紹介されていて

「まちづくりのコツ」というポイントも書いてあります。これも参考になりそうです。コツも大きな話ばかりでなく、明るく!とかそういうことまで書いてあるので気負うことなく読むことができます。

 

まちづくりの事例

この本に載っている事例18例のつち、観光に関わりがありそうな「観光まちづくり」の事例は、DD的には7例かな。その中の一つが冒頭でご紹介した昼神温泉ナイトツアーです。

 

昼神温泉ナイトツアーができるまで

年々観光客が減ってきた昼神温泉ですが、日本一の星空で有名な阿智村のナイトツアーで有名になり、今や多くの人が訪れる場所に変貌を遂げた昼神温泉です。

だれが考えたの?そもそも仕掛け人がいるの?自治体?企業?

いったいどうやって?

何に苦労したの?どんな工夫をしたの?

そんな昼神温泉ナイトツアーの誕生までの話が知ることができます。

 

昼神温泉についてはこちらの記事でも紹介しています)

japantourism.hatenablog.com

 

こんなにいろんな人が関わってきたんだな

念入りに練られた物語があるのか

人気になっても続けるブランディング

そんなことをがとても勉強になったし、刺激にもなりました。

 

そのほかのまちづくりの事例

昼神温泉ナイトツアー以外の事例にも少し触れておくと

この本では5つの視点で事例が紹介されています。

Ⅰ 楽しく元気にDIY

雑談からはじまった手づくりの特産品づくり

楽しみながら仕立てた星空ナイトツアー

まちづくりはバラで楽しく美しく

音楽のチカラでまちを変える

Ⅱ 美しく美味しくDIY

観光と商店街を結ぶ名物料理をつくる

農家の庭に学んだコミュニティガーデン

旅館に泊まりまちのおいしさを楽しむ仕掛けづくり

Ⅲ 工夫を重ねてDIY

電動自転車でかしこくまちづくり

思い込みを解消し自発的なバス利用促進を実現

官民連携による手づくりのバス利用促進プロジェクト

Ⅳ ビジネスからもDIY

放置自転車が消えていくビジネスモデル

ホテルが国道にプロムナードを建設

商工会だからできた地方駅のデジタルサイネージ

超高層ビルの足元で里山の自然を再生

Ⅴ 未来に向けてDIY

ICTの活用で村全域をまるごと博物館に

農村の暮らしから「思い」を伝える村

都市ブランド創造に取り組むネットワーク組織

わかりやすい政策目標と見える化でまちを引っ張る

(『まちづくりDIY 愉しく!続ける!コツ』より)

どうですか?

何か興味のある事例は見つかりましたか?

このように抜粋して並べるといったいどこの地域のことを言っているんだろうって思いますね(^_^;)

 

それは読んでみてのお楽しみっていうことで(^_^;)

 

観光まちづくりのほかにも

「訪れてよし 住んでよし」の「住んでよし」の視点も入っているっています。持続可能なまちづくりのためには必要なことですね。住みやすい街じゃないと観光で行く街としても長続きしませんから。

 

こんな人におすすめ

まちづくりに携わっている人、まちづくりに興味がある人におすすめです。

まちづくりと言っても幅広いですよね。

そもそもまちづくりっていうと自治体が行うものっていうイメージがありますが、そんなことないんだと思わせてくれる本なので

  • まちのなにを”ウリ”にしたらいいのか
  • どのようにアピールしたらいいのか
  • どんな手順で?
  • 失敗したら?

など尽きない悩みに寄り添ってほしい方

まちづくりについて考えてみたい方

はぜひ一度手に取ってみてください。

 
魅力的なまちづくりのために自分にもできることがある!と思える本です(・∀・)

旅行好きが旅行の楽しさ語ります。私が「旅行」にハマる10の理由。

世の中には、旅行が好きな人はいっぱいいると思う。

少なくても旅行は楽しいものだという考えは、比較的一般的なものなんだと思う。だって、どっか行きたいねーって言っている人はいっぱいいるし、旅行に関するブログは多いし、テレビでは旅番組だって多いし、本屋さんに行けば旅に関する本だってたくさんある。

 

しかし、まったく興味のない人だっているんだよね。

学生時代の友人に会ったときに「え、旅行?!行かないなぁ」と呆気なく言われたことがあります。旅行に行きたいとまったく思わない様子だったので、ひどく驚いたものです。逆に新鮮だったな。

私は旅行のことを話すのは日常のことだし、常に次はどこに行こう、ここにもあそこにも行きたいって考えてるし、私の周りもそんな人ばっかり(*^_^*)

けど、まー、それってよく考えてみたら、私は観光産業で働いているし、「類は友を呼ぶ」ということもあり、私の周りは旅行好きが多いんですよね。自分の周りが旅行好きばっかりだから、つい世の中みんな旅行が大好きなのかと思ったらそんなこともなかった(^_^;)

 

そこで改めてなんで旅行が好きなんだ?旅行って何で楽しいんだっけ?と自分に問いかけてみることにしました。

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この記事を読んで

旅行が好きな人は「そうそう!」と共感してくれたら嬉しいな。

そして旅行に興味のない人には「旅行ってそんな魅力があるのね!」って思ってもらえたら嬉しいです。

 

▽この記事の目次▽

旅行の魅力、旅行にハマる理由

では、旅行のなにが楽しいの?という疑問にお答えします。

新しい発見、学びがある

旅行には、日常生活では気付けない新しい発見や学びがあります。

日常生活でも大なり小なり発見はあります。あ、桜が咲いた!とか、本を読んで勉強になったとか、自分とは異なる考えの人に出会うとか。

けど旅行での発見や学びはその衝撃が違うインパクトが違う。とても大きいんです。だから記憶にも残ります。

歴史の資料集で見るものの実物を見たら、本で勉強するよりもはるかに学びは大きいんです。

癒やしを求めて旅へ

自然や温泉で癒やしが得られるのも旅の魅力です。

何かとストレスの多い現代社会、癒やしを求めて旅に出たくなります。

「そうかもしれないけど、旅行に行くまでとか帰ってきてからとかめんどくさい・・・」という声が聞こえてきそうですが

まー、その気持ちもわかります。特に旅慣れていない方は旅慣れた私たちよりさらにめんどくさいことでしょう。腰を上げるのも大変でしょう。

しかし、旅で得られる癒やしは日常で得られる癒やしをはるかに超え、旅行前や旅行後のめんどくささなんてちょっと横においておけるレベルです。

本当に楽しかった旅行は、帰ってきたそばからまたすぐに行きたくなるんです(^_^;)

非日常の空間で味わう開放感

非日常の空間に身を置くことで、身も心も開放されます。

普段は見ない景色を見て、普段は食べない料理を食べ、もしかしたら普段は聞かない方言に触れ、人に触れ、心が開放されます。この開放感はは何にも代えがたい。いつもと違う場所でいつもと違うことをして得られるものですね。

人と触れ合いほっこり

旅に行くと、その土地の人と触れ合うことができます。

パーティーやイベントのような大げさなことがなくても、

定食屋さんのお会計でも、博物館のチケット購入でも、道に迷ったときに声をかけるでも、ちょっとした場所で現地の人と触れ合うことができます。そしてそんな触れ合いでも刺激を受けることがあります。聞き慣れない方言を聞いてほっこりすることもあります。

温泉は旅の目的上位にいつでもランクイン

「なんか疲れたから温泉にでも入りたいよねー」ってすぐ言っちゃう。だからだいたいいつも温泉地は旅先の候補に挙がります。

私の両親もあらゆる温泉に行き尽くしてしまったのでしょうか、最近どうやら秘湯巡りをしているらしい。

数十年後、私もそうなるのかな~。

温泉に入ると、日本人でよかったなーっていつも思います。

日本の自然だって魅力的

普段都会暮らしの人は自然に触れたくなって旅に出ることもあるのではないでしょうか?

海や山、里山や川、そんな景色は私たちに癒やしを与えてくれます。

動画で見るのもきれいだけど、その場に行って山の空気を吸い、潮風を肌に受け、滝の水しぶきを感じる。旅行に行かなきゃできないことだし、旅の醍醐味ですね。

日本人って、アメリカやアフリカのような雄大な自然に対して日本の自然はその雄大さに欠けるって思って劣等感を持っている気がするんですが、森や山や川など日本の自然も外国人から見るととても魅力的らしいですよ。

自分の目で見るさまざまな景色

自然だけでなく、その土地に行かないと見ることができない景色があります。

町並みや城下町、神社やお寺、お城や教会、古墳や港、武家屋敷や異人館・・・

私はその土地の建物を見るのが好きで、北海道みたいな雪国だと玄関が二重になっていたり、台風の多い地域だと塀が高くなっていたり、屋根や窓など見ても(怪しくない程度に、です。)おもしろいです。

発見や学びがここにもあります。町並みや風景にはその土地の土地柄や文化がにじみ出ますよね。

テレビや動画で見ることができるドローンの映像もいいけれど、自分の目で見る景色は格別です。

食事は旅行の重要要素です

旅行の醍醐味の一つはやはり食事です。

今はいろんなものがお取り寄せできますが、ご当地グルメは旅先で食べるからよりおいしいんですよね!なんなんですかね、あれ。その土地の空気も調味料になってるのかな。駅弁は列車の中で食べるから、旅だ!っていう雰囲気が出るんですよね。早く気軽に列車の中で飲んだり食べたりできるようになるといいな。

お取り寄せも気軽で楽でいいけれど、旅先の食事は旅行の目的にもなるんです。

札幌にラーメン食べに行こう、お好み焼き食べに広島へ行こう、カニ食べに北陸へ行こうってなるんですよね。

お酒の好きな人なら、日本酒を飲みに新潟へ、ワインを飲みに山梨へってなるわけですよ。

やはり新鮮さが違います

物流の技術が進んでいるので、今時、野菜や魚など朝、採れた/獲れたものを遠く離れたところでもその日に食べることができる時代です。

が、生産地で食べるのがやはり一番新鮮です。

特に海鮮物は現地で食べるのが一番おいしいなーって思います。「新鮮」はお取り寄せじゃなかなか難しいし、その土地に行ってこそ、ですよね。

体験してわかる魅力がある

オンラインツアーが流行る昨今ですが

やはり旅行は実際に行かないとその楽しさはわからない。

いったい何が違うんだろうって考えたけど、テレビや動画では空気を感じることはできないんですよね。その土地の匂いというか雰囲気というか、そういうのはその場所に行って実際に身をその場に置かないとわからない。そういうことがたくさんあります。

また山登りやラフティング、写経や座禅などの体験もその場所に行って体験するから感じるものが絶対にある。体験することでその土地のことをより深く理解することもできるんです。

(旅行の楽しさについて書いた、そのほかの記事)

japantourism.hatenablog.com

さいごに

はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」(「10にまつわる4つのお題」)にまたまた参加してみました。

旅行の魅力についてただひたすら語ってみましたが(^_^;)語ってるうちにまた旅行に行きたくなってきちゃいました。

みなさんはいかがですか?

 

このブログは日本での旅行についてのブログなので、国内旅行を想定して語ってみましたが、海外旅行だと発見や学び、癒やしや開放感はさらに大きなものなんでしょうね。

 

この記事を読んで旅行に行ってみたくなった人におすすめの記事

 

同じくはてなブログ10周年特別お題「私の好きな○○10選」ということで、旅行先として好きな街を10個ご紹介している記事も書きましたので、そちらももしよろしければご覧ください。

~訪れてよし~「行ってよかった、また行きたい」私の好きな街10選 in日本

japantourism.hatenablog.com

 

観光パンフレットを家にお取り寄せ

japantourism.hatenablog.com

 

【この記事を読んで旅行者の気持ちを知った観光産業の方】

新しい観光コンテンツを開発してみませんか?

〜詳しくはこちらの記事で観光コンテンツについて語ってます〜

japantourism.hatenablog.com

 

★旅行に行く際は分散型旅行の工夫をしましょう★

(分散型旅行に関する記事)

japantourism.hatenablog.com

japantourism.hatenablog.com

 

★まだまだ旅行に行くのは心配、そんなあなたはせめておうちで旅行気分を味わってみましょう★

(おうちで旅行気分に関する記事)

japantourism.hatenablog.com

 

読んで、見て、歩いて観光する街道の旅【東海道編】

都市から都市へ移動する旅行は、新幹線や飛行機を使うことが多いですよね。東京から大阪なら私は断然東海道新幹線を使います。皆さんはどうですか?

飛行機派や高速バス派の人もいるでしょうか。。

 

新幹線や飛行機、車がなかった時代、人は歩いて旅をしていたものです。そんな「歩いて旅」は今でもその気になればできます。東京から関西方面なら一番有名なのが「東海道」でしょう。

そこで今日は東海道」を「歩く」観光に注目してみたいと思います。とても学びの多い観光だと思います。

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▽この記事の目次▽

東海道ってどんな道?

東海道は東京の日本橋から京都まで、全長約492キロあります。

新幹線で移動すると約2時間20分です。

歩いて旅をしていた江戸時代でいうと江戸から京まで、ということになります。

そんな江戸時代にはは一般的に13~15日、飛脚だと3~4日かかっていたそうです。飛脚って早いんですね(^_^;)

それにしても約2週間で東京から京都まで移動するなんて健脚ですね。現代人にはとても無理じゃないかなー。

 

読んで旅する

まずは、旅行に行く前や旅行に行けないときにおすすめの本をご紹介します。

 

持っておくと便利な本

東海道を歩く際に持っておくと便利な本です。

東半分と西半分に分かれています。

●東半分

●西半分

各地の解説や地図もついているので、いつか東海道を歩いてみたいという人におすすめです。旅行の計画を立てるのにも役立つでしょう。

また旅行に行けないときの妄想旅や地理の勉強にもなります(・∀・)

 

地理と歴史の勉強になる本

地理だけじゃなくて、歴史も学びたい人には、『こんなに面白い江戸の旅』という本がおすすめです。


こんなに面白い江戸の旅―東海道五十三次ガイドブック

この本は、「幕末のガイドブック」という設定で書かれている本です。

新刊はもう注文できないので、古本屋さんで探すか中古本をネットで買うかです。私は図書館で借りました(^_^;)

 

こんな人におすすめ

  • 歴史好き
  • 江戸時代好き
  • 街道好き
  • ウォーキング好き
  • 新たな観光資源を探している人

先ほどもお伝えしましたが、「幕末のガイドブック」という設定なので、歴史と地理を両方をぶことができます。

東海道を歩いてみたいという人も江戸時代の東海道を学んでから旅に出ると、ひと味違う旅になるでしょう。

 

この本のおもしろいところ

・旅の心得や持ち物が書いてある。

 『東海道中膝栗毛』の弥次さんみたいな町人が旅をするという設定で、旅の心得と持ち物が書いてあります。旅は2人以上でしましょうとか、他人と相部屋になったら注意することなど、江戸時代の旅ってこんな感じだったんだなーと知ることができ、歴史の勉強になります。

 旅の初日は気が急くので休みを取りましょう、というのは現代でも通じる話ですね(^_^;)この絶妙な設定がおもしろい。

・53個の宿(しゅく)の名所や事件

 東海道は「東海道五十三次」でも知られるように53個の宿(しゅく)があります。それに加えて起点の日本橋と終点の三条大橋の55箇所の名所や事件がおもしろおかしく書かれています。地図やイラストもあるので、この本を持って幕末の江戸の人が旅をしたら本当に楽しめそうだなーと思います。

・一緒に旅をしている気分になれる

 日本橋から三条大橋まで順番に宿ごとに書かれているので、読んでいると東京から京都まで旅をしている気分になります。

 

見て旅する

この、『こんなに面白い江戸の旅』という本ですが、掲載されているのはあくまでも江戸時代の東海道で、名所の場所も江戸時代の地図で描かれています

それはそれで楽しいのですが、地図アプリを片手に現在の地図と江戸時代の地図を見比べながら読むと

  • 本陣があった場所が今はどうなっているか
  • 旧道と現在の国道が違う
  • お寺の場所は変わらないことが多い

などいろんなことがわかり、さらに楽しむことができます。

こうやって地図を見ていると、実際にに行きたくなるし、旧街道を歩いてみたくなりますね。

 

写真を見ながら旅した気分を味わいたいならこんな本もあります。

この本に掲載されている地図も極力旧街道で書いてありますので、旧東海道を歩いてみたい人におすすめです。

やっぱりこういう本を見ていたら実際に行ってみたくなっちゃいますね(^_^;)

 

歩いて旅する

実際に歩いてみたくなったら、ご自身で旅行に行くのもいいでしょう。時間がある方は東京から京都までじっくり観光しながら少しずつ歩くのがいいですね。

ホテル探し【ホテルズコンバインド】

 

全制覇は夢ですね~。

江戸時代の人のように13~15日で歩くのは難しいだろうけど、ゆっくりじっくり歩けば、きっと「東海道」を堪能できることでしょう。

 


健康が歩いてやってくる!五街道ウォークのすすめ

【L-Breath】ウォーキングに関する商品

 

一度に歩くのが難しい方は、日帰りで少しずつ歩くのがおすすめです。

 

また自分一人で歩くのが難しい方は、ツアーに参加するといいでしょう。

 

クラブツーリズム

www.club-t.com

≪テーマ別の国内旅行≫リピーター続出!クラブツーリズム人気ツアーこちら

 

【阪急交通社】

関東発 東海道五十三次特集|国内旅行 国内ツアー|阪急交通社

 

小田急トラベル】

【小田急トラベル】歩いて巡る東海道五十三次

 

※ツアーの開催日などは、新型コロナウイルス感染症拡大を受け変更になっている場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

 

塗りつぶして旅する

実際に歩いたら地図を塗りつぶして自分だけの旅の記録を作りましょう。

塗りつぶし地図って鉄道はよく見かけますが、「道」の塗りつぶし地図もあるんです。

塗りつぶすともっと楽しいし、よりじっくり観光できるし、達成できたときの喜びはひとしおでしょう。

 


ぬりつぶし「東海道五拾七次」の旅手帖_日本橋~見付宿編 (大人の趣味採集帳)
 


ぬりつぶし「東海道五拾七次」の旅手帖_浜松宿~三条大橋/高麗橋編 (大人の趣味採集帳)

※五十七次とは滋賀県の大津宿から京都の伏見を通って大阪に行く道です。

 

まとめ

東海道新幹線を使えばあっという間に移動できる東京から京都ですが、東海道を歩いて旅をすればじっくり観光することができますね。

時間のある方やじっくり観光したい方、また健康のために歩きたい方にはおすすめです。

ご自身の近くの道や近くの宿場町から気軽に歩き始めてもいいかもしれませんね。普段何気なく歩いている道や身近なところでも、新たな発見があるかも!?

観光施設にも取り入れたい飲食店の3つの取り組み[新しい観光スタイル]

感染症拡大を抑止するために私たちはこれまでいろんな行動を変えてきましたが、新しい行動を身に付けるのって本当に難しいですね。それでも私たちは専門家からの情報やメディアなどから情報を得て、新しい行動が徐々に身に付けてきたと思います。

 

今日は、飲食店も観光施設の1つ

ということで

ウサギのイラスト

空港や都市部の飲食店で見かけた見習いたいなーと感じた取り組みを皆さんに共有したいと思います。

こういう各施設・各お店の取り組みは、もしかしたら地域にもよるかもしれません。そんなの当たり前だよ、もうやっているよということもあるかもしれまないし、え、そこまでやるの?ということもあるかもしれません。日本の飲食店や観光施設のみなさんの参考に少しでもなればうれしいです。

 

▽この記事の目次▽

はじめに

コロナ禍になりはじめた頃は、何をどう気をつければいいのかわからず

とりあえず自分の身を守りたくて、

自分がウイルスを運んでしまうという不安より

どこかからウイルスをもらってきちゃう、家に持って帰ってきちゃうという不安が大きかった気がします。

 

それは今も不安だけど

あの頃はお店に入るときより、お店を出るときに消毒をする人が圧倒的に多かったですよね。今ではお店に入るときに手指消毒をするという新しい行動がすっかり私たちに身についてきました。

消毒する写真

 

【消毒液】

 

 

コロナ禍になった頃より何をどのように気をつければいいのか少しわかってきたので

食事施設でも観光施設でも(日常生活ならスーパーでも飲食店でも)

お店に入るときには体温測って、お店の中ではマスクを着用してさまざまな取り組みをしていると思います。

 

【体温計】

 

お店それぞれ創意工夫して、いろんな対応をしているなという印象です。

 

見習いたい取り組み

では本題、見習いたい取り組みを共有したいと思います。

●飲食時以外じゃなくて会話時

よく飲食店の座席に

「食事中以外はマスクを着用してください」という案内を見かけます。

飲食店の写真3

「大きな声で話さないでください」、というのもよく見かけます。

飲食店の写真1

あとは少人数での飲食をすすめたり

飲食店の写真4

 

おもしろいところでは店員からのご説明は最小限にさせていただきます、というのも見たことがあります。

 

その中で一番感心させられたのは

食事中でも「会話時」はマスクの着用をお願いします

というもの。某有名コーヒー店で見かけたのですが、食事中以外ではなく、会話時はマスクをつける。そうだよねーと感心させられました。

コーヒー屋さんはコーヒー飲みながら友人とおしゃべりってことも多そうですしね!特に会話時にマスク着用は大切です。

 

最近、飲食店では食べてないときにマスクをしている人が増えてきましたね。そんな中でもマスクしたら「そろそろ出ようか」という合図という人もまだいます。

 (飲食店におけるマスク着用に関する記事)

japantourism.hatenablog.com

ワクチン打ってもマスク着用はしばらく続きますので、新しい行動をみんなで身につけたいものです。

 

●メニュー1枚1枚拭きます

お客さまが入れ替わるときにテーブルをや椅子を拭く。

これらはどのお店もやっていることだと思います。

飲食店写真2

たくさん消毒していただいてありがとうございます。本当に感謝感謝です。

 

先日、お客様が帰られたあとテーブルと椅子を拭く際に、テーブルの上に置いているメニューを1枚1枚全部拭いているお店を見かけました。

そこまでやるかって思ったけど、その姿を見てそのお店の意気込みを感じるとともに安心も感じました。

まさに安全と安心を提供する新しい観光ですね。

特に空港などいろんな地域から人が来る場所はこういう徹底した対策が大事ですね。

 

ちなみに

そもそもテーブルの上にメニューを置くのをやめたというお店もありますよね。いろんな人が触っちゃうものはそれもありですね。テーブルの上に消毒液を置いているお店もあります。

飲食店の立地や業態、客層に合わせた対策をしたいですね。

 

●テーブルの真ん中にアクリル板

テーブルの上のアクリル板、最近よく見かけますよね。

もっともよく見かけるのは隣の席との間に置かれたアクリル板。

一方たまに見かけるのがテーブルの真ん中にアクリル板を置くスタイル。結果一緒に食事に行った人との間にアクリル板が置かれることになります。

これもそこまでやるか、ちょっと会話しづらいな・・・って思ったけど、それが狙いかな、とも思いました。今ここで喋らなくてもいいかって思う。

なんか慣れなくて違和感だったけど、徹底しているなという安心も感じました。ここでもやっぱり安全と安心を提供、ですね。

 

声が聞こえづらくなることもあるので、大きな声にならないように気をつけたいですね。

 

まだまだ違和感

レジでお店の人とお客さまの間にビニールシートが設置されているのをよく見かけますが、これはお店の人とお客さまが接する際の飛沫防止のためだと思います。

しかし、ほかにもお店の人とお客さまの接点は注文の時もあると思うのですが、あのときは私たち結構無防備だなっていませんか?会話してるのにね(・・;)

私が以前見かけた飲食店じゃないけど、お店側からの説明は控えめにさせていただきますっていう安心感の提供も必要なのかもしれませんね。

お店側も利用者側も接触の仕方に配慮が必要ですね。

 

旅行者の新しい行動のために

旅行者側も新しい行動を意識することが必要です。そのために私たち観光産業にできることがあります。

分散型旅行のすすめ

旅行は混んでいる場所、曜日、時間を避ける時代です。

今は密回避ですが、アフターコロナ時代にはオーバーツーリズム回避にもなります。

「分散型旅行」積極的に広めていきたいです。

(分散型旅行に関する記事) 

japantourism.hatenablog.com

 

分散型旅行を定着させるために

とはいえまだまだ課題は山積みです。

どのように分散させるか、分散させても旅行がつまらなくなってしまっては本末転倒なので、旅行者にどのように楽しんでもらうか。つまらなくならないような工夫が必要です。

(分散型旅行の課題に関する記事) 

japantourism.hatenablog.com

日本人ってどうしても群れたがるんですって。

たしかに人気のところは安心するし、人がいっぱい集まっていると一緒に集まりたくなりますよね。

それに人が集まるイベントや場所はやっぱりわくわくして楽しいものです。

分散型旅行ということは集まらなくても楽しめる旅行ということなので、

私たちの旅行の楽しみ方も変わっていくときですね。

 

事前予約できますか?

旅行を事前に予約する人は前から多かったけど

最近では博物館や美術館の日時指定予約も定着してきましたね。

事前に混雑時期を調べて分散する。さらに混雑しないように事前予約する時代です。

 

※博物館の事前予約について紹介しています。

japantourism.hatenablog.com

 

予約することで時間を有効活用できるし、確実に入場できるし、モノなら確実に手に入る。

 

飲食店でも座席の予約やテイクアウトの予約ができるお店が増えてきました。

アフターコロナ時代にも残ってほしいサービスだなぁと思います。

 

あなたのお店は予約できますか?

 

以前使用した飲食店で導入していた予約システムでは、利用者に

この予約システムを入れてほしい飲食店がありましたらお知らせくださいというメッセージが表示されました。飲食店ではなく、利用者に呼びかけるとは、新しい(^_^;)

 

では今日はこの辺で(*^_^*)

おうちで旅行気分を味わなら「コレ」をしよう【おすすめ7つの方法】

なかなか旅行に行けないとき

せめて旅行に行った気分になりたい、そんなときありますよね。

そんなときにおうちで旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか。実際に試してみた、家で旅行気分を味わえるおすすめの方法を今日はご紹介します。

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▽この記事の目次▽

お土産を買って食べる

ますはネットショッピング。

お土産をお取り寄せして家で食べればまるで旅行に行った後の気分を味わえます。観光地のお土産を買うことで観光地の応援をすることにもなるので、お取り寄せはぜひおすすめしたいです。

 

おすすめのお土産をご紹介します。

高知県青森県のお土産

japantourism.hatenablog.com

●東京都と千葉県のお土産

japantourism.hatenablog.com

 

高知県のお土産

高知県って魅力的なお土産が多いのかもしれません。今までいろんなお土産をご紹介してました(^_^;)

japantourism.hatenablog.com

japantourism.hatenablog.com

 

おうちで温泉に入ろう

次にご紹介するのが家で温泉を味わう方法です。入浴剤入れるだけじゃなくて、最近では一緒に映像も楽しめる商品もあります。

 

別府温泉大分県

別府温泉と言えば湧出量日本一を誇る温泉です。町のあちこちで温泉がもくもく湧いています。そんな別府温泉を家のお風呂で感じてみてはいかがでしょうか。

japantourism.hatenablog.com

 

昼神温泉【長野県】

温泉と一緒に星空も楽しめる、という商品もあるんです。五感いっぱい使って、おうちで旅行気分を味わうことができますね。

japantourism.hatenablog.com

 

本を読んで旅行気分

旅行に行く前に読むと役立つ本も、旅行に行けないときに読むと旅行気分を味わうことができます。

 

●『外国人が愛する美しすぎる日本』

まるで写真集のような本で、見ているだけで癒やされます。実際に見てみたいなーって思う絶景がたくさん載っていて、日本が好きになります。

旅行に行けないときに、せめて写真を見て癒やされる、大事ですよね。

japantourism.hatenablog.com

 

●『トップ通訳ガイドが伝える京都案内の極意』

京都のトップ通訳ガイドさんが書かれた本で、外国人に案内するときはこうするといいよ、とか今までガイドをしていてこんなことがあったよ、という話が詰まっている本です。

次の旅行の参考にもなりますが、京都の観光地の案内がとても詳しいので読んでいると旅行に行った気分を味わうこともできます。

japantourism.hatenablog.com

 

時刻表を使って遊ぼう

ちょっとマニアックですが、時刻表を使って旅行気分を味わうのはいかがでしょうか。

昔のミステリー小説やサスペンスドラマに出てきそうですが(^_^;)

時刻表で調べながら旅行の行程を考えればすっかり旅行気分です。

 

最近ではネットやアプリで列車の時刻は簡単に調べることができますが

そこをあえて紙の時刻表を使って列車の時刻を調べるのは、時間や手間がかかるけど、むしろ新鮮に感じることでしょう。

ぜひお子さんと一緒にやってみると、お子さんの勉強にもなると思いますよ。

japantourism.hatenablog.com

 

昔の旅行に思いをはせる

みなさんのおうちには旅行の写真、たまってませんか?

今はスマホに旅行の写真がたまっている場合が多いことでしょう。

写真の整理をしたり、写真を楽しんだり・・・

楽しかった旅行の写真を見ていると、食べたものや面白かったこと、感動したことなどいろんな思い出がよみがえってきます。旅行に行けないときに旅行気分を味わう裏技です

え?暗いって??

まぁまぁ、そう言わず一度試してみてください。

家で写真を楽しむ方法、今はいろんなのがあるんですよ。

japantourism.hatenablog.com

 

 

旅行先のパンフレットを取り寄せてみる

ガイドブックや地図アプリを見るのもいいけど

観光地でもらうようなその土地の観光パンフレットを見るのはわくわくしてもっと楽しいんです。

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(旅行気分の応用編)観光地を応援しよう

旅行気分というのはちょっと違うかもしれないけど、家にいながら観光地に「応援してます」という気持ちを送ることができます。そう、みなさんご存じふるさと納税です。

ふるさと納税は税金の使い道を選べる税金で、「観光」が目的になっている自治体もたくさんあります。

青森県弘前市

japantourism.hatenablog.com

長崎県長崎市

japantourism.hatenablog.com

鳥取県三朝町

japantourism.hatenablog.com

 

 

さいごに

おうちで旅行気分を味わえる方法をいろいろ試してみて

旅行に行けないのに、本読んだり、写真や旅行先のパンフレットを見ていると

余計に旅行に行きたくなっちゃいました(^_^;)

その点は、みなさんもご注意ください。

タッチレスなタッチパネルに感動~ウィズコロナ時代とアフターコロナ時代の航空会社~

JALの自動チェックイン機などのタッチパネルが非接触になったというニュースは知ってましたが、いったいどういうことなんだろうと思っていました。

みなさんはタッチパネルなのに接触しないってどういうことか想像できますか?

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先日たまたま接触になったタッチパネルを体験してきたので、今回の記事ではその感想をお伝えします。

また、航空業界の今がわかるおすすめの本を見つけたのであわせてご紹介しますね。飛行機好きの方、必見です(^^)

期間限定クーポン

 

▽この記事の目次▽

JAL】のタッチパネル非接触

タッチパネルの非接触化について、JALのプレス発表はこちらです。

press.jal.co.jp

タッチパネルってタッチするからタッチパネルって言うのに

接触化にしたらもうタッチじゃないじゃんって思いました(^_^;)

タッチパネルなのにタッチレス。

もう困惑です。

 

タッチパネルの操作はどんな感じ?

DDが体験したのは羽田空港の自動チェックイン機です。

チェックインは今は事前にWeb上で行う方が多いと思います。

自動チェックイン機は、事前に座席指定ができなかった(最近は全然混んでないのでだいたい事前座席指定できますが・・・)、領収書を発行したい、そんな時に使う機械です。

 

接触になったタッチパネルの自動チェックイン機は

画面に指を近づけるだけで、画面の操作ができます。

 

実は私、タッチパネルが非接触化になったのをすっかり忘れていて、今までと同じように画面に触ろうしたんです。そしたらタッチする前に画面が反応したので、びっくりして、そういえばタッチパネルが非接触化したっていうニュース見たなって思い出したんです(^_^;)

つまりどういうことかというと、機械そのものの見た目は今までと変わらないんです。けど、タッチしなくても操作ができる。本当にタッチレスなので感動します!まるで未来を描く映画に出てくるような・・・そんな感覚です(^^)

うっかりタッチしちゃうので、むしろ利用者側が慣れるのに時間がかかりそうです。

 

どんな仕組み?

タッチレスなタッチパネルの仕組みは

JAC 日本エアロスペース株式会社という会社の「エアクリック」(Air Click (j-aero.co.jp))という製品を使用しています。

 

画面にタッチレスセンサーを取り付けることで、パネルから人に害のない低度の赤外線が出て、それに反応して画面の操作ができるという仕組みです。

タッチレス用に機械を作るのではなく、既存の機械にセンサーを後付けで取り付けることで非接触化できるんです。だから自動チェックイン機も機械そのものの見た目は今までと変わらなかったんですね。

この仕組みはコスト面でとても助かりますね。

 

ウィズコロナ時代にぴったり

さらにこの製品は

人と同じ物を触ることがためらわれるウィズコロナ時代にとてもぴったりな製品です。

最近いろんなものの機械化が進んでタッチパネルも増えましたよね。世の中のタッチパネルがすべて非接触化すればいいのになーと、ひとりの利用者として思います。

この「エアクリック」、最近では某スーパーにも入れ始めているみたいですよ。どんどん広がるといいな。

 

ウィズコロナ時代とアフターコロナ時代の航空業界を学べる本

話は変わりまして

先日『コロナ後のエアライン』という本を見つけたので、読んでみました。航空業界の今とこれからを知ることができる本でした。

 

著者は航空・旅行アナリストの鳥海高太郎さんです。

テレビなどのメディアやネット記事でもよくお見かけするので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

そんな鳥海さんが書いたこの本は、コロナ禍になってからの日本と世界の航空業界について分析したり、独自取材したことなどが書かれおり、たくさんの情報が詰まっています。

出版は2021年4月ですが、2021年3月に執筆されたようで、

2021年3月と言えば、東京オリンピック聖火リレーは始まったけど、オリンピックを開催するかしないかはまだ決まっていない。

そんな時期に書かれたこの本は

  • コロナ禍が1年以上続いている状況。その中で航空業界に起こったこと
  • 航空会社が大変だったこと
  • 工夫していること
  • 新しく取り組んでいること
  • そして航空ファンの気持ち
  • コロナ後の航空業界

・・・そんなことが書かれています。

主に起こった事実が綴られている本にもかかわらず、最後じんわり感動しちゃいました(^_^;)

観光産業従事者の一人として

日本の観光産業を盛り上げたい一人として

ただただ旅行が好きな者として

「うん、頑張ろう」ってそんなふうに思えました。

 

私も以前アフターコロナ時代の航空業界についてどうなるかなーっていう記事を書きましたが

著者も同じことを書いていました。

今回のコロナ禍を通じて、ビジネス需要においてはリモート化がすすんだことで出張がある程度減る可能性が高いといわれている。だが、旅行においては人間が現地に行かないことには満足感が得られず、ステイホームが長く続いたことで、どこかへ出かけたいという需要が根強いことも判明した。(『コロナ後のエアライン』より)

ほんとそう思う。人間にとってどこかに出かけることって必要なんだなってこのコロナ禍に思い知らされました。

気になった方は『コロナ後のエアライン』 ぜひ手に取ってみてください。

 

過去の関連記事

●コロナ禍の搭乗記

japantourism.hatenablog.com

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●アフターコロナ時代について

japantourism.hatenablog.com

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さいごに

出張で移動する人がこれからは減ってくると私たち観光産業の業界内でも考えています。やっぱりこれからは観光です!

訪日観光客が戻ってくる前に日本での観光がもっと楽しくなるような土台作りをどんどん進めておきたいと思います。

みなさんは観光産業にどんなモノやどんなコト(最近こういうのを「コンテンツ」って呼びます。)があったら楽しいですか?

 

ぜひ私と一緒に考えてみませんか?