感染症拡大を抑止するために私たちはこれまでいろんな行動を変えてきましたが、新しい行動を身に付けるのって本当に難しいですね。それでも私たちは専門家からの情報やメディアなどから情報を得て、新しい行動が徐々に身に付けてきたと思います。
今日は、飲食店も観光施設の1つ
ということで
空港や都市部の飲食店で見かけた見習いたいなーと感じた取り組みを皆さんに共有したいと思います。
こういう各施設・各お店の取り組みは、もしかしたら地域にもよるかもしれません。そんなの当たり前だよ、もうやっているよということもあるかもしれまないし、え、そこまでやるの?ということもあるかもしれません。日本の飲食店や観光施設のみなさんの参考に少しでもなればうれしいです。
▽この記事の目次▽
はじめに
コロナ禍になりはじめた頃は、何をどう気をつければいいのかわからず
とりあえず自分の身を守りたくて、
自分がウイルスを運んでしまうという不安より
どこかからウイルスをもらってきちゃう、家に持って帰ってきちゃうという不安が大きかった気がします。
それは今も不安だけど
あの頃はお店に入るときより、お店を出るときに消毒をする人が圧倒的に多かったですよね。今ではお店に入るときに手指消毒をするという新しい行動がすっかり私たちに身についてきました。
【消毒液】
コロナ禍になった頃より何をどのように気をつければいいのか少しわかってきたので
食事施設でも観光施設でも(日常生活ならスーパーでも飲食店でも)
お店に入るときには体温測って、お店の中ではマスクを着用してさまざまな取り組みをしていると思います。
【体温計】
お店それぞれ創意工夫して、いろんな対応をしているなという印象です。
見習いたい取り組み
では本題、見習いたい取り組みを共有したいと思います。
●飲食時以外じゃなくて会話時
よく飲食店の座席に
「食事中以外はマスクを着用してください」という案内を見かけます。
「大きな声で話さないでください」、というのもよく見かけます。
あとは少人数での飲食をすすめたり
おもしろいところでは店員からのご説明は最小限にさせていただきます、というのも見たことがあります。
その中で一番感心させられたのは
食事中でも「会話時」はマスクの着用をお願いします
というもの。某有名コーヒー店で見かけたのですが、食事中以外ではなく、会話時はマスクをつける。そうだよねーと感心させられました。
コーヒー屋さんはコーヒー飲みながら友人とおしゃべりってことも多そうですしね!特に会話時にマスク着用は大切です。
最近、飲食店では食べてないときにマスクをしている人が増えてきましたね。そんな中でもマスクしたら「そろそろ出ようか」という合図という人もまだいます。
(飲食店におけるマスク着用に関する記事)
ワクチン打ってもマスク着用はしばらく続きますので、新しい行動をみんなで身につけたいものです。
●メニュー1枚1枚拭きます
お客さまが入れ替わるときにテーブルをや椅子を拭く。
これらはどのお店もやっていることだと思います。
たくさん消毒していただいてありがとうございます。本当に感謝感謝です。
先日、お客様が帰られたあとテーブルと椅子を拭く際に、テーブルの上に置いているメニューを1枚1枚全部拭いているお店を見かけました。
そこまでやるかって思ったけど、その姿を見てそのお店の意気込みを感じるとともに安心も感じました。
まさに安全と安心を提供する新しい観光ですね。
特に空港などいろんな地域から人が来る場所はこういう徹底した対策が大事ですね。
ちなみに
そもそもテーブルの上にメニューを置くのをやめたというお店もありますよね。いろんな人が触っちゃうものはそれもありですね。テーブルの上に消毒液を置いているお店もあります。
飲食店の立地や業態、客層に合わせた対策をしたいですね。
●テーブルの真ん中にアクリル板
テーブルの上のアクリル板、最近よく見かけますよね。
もっともよく見かけるのは隣の席との間に置かれたアクリル板。
一方たまに見かけるのがテーブルの真ん中にアクリル板を置くスタイル。結果一緒に食事に行った人との間にアクリル板が置かれることになります。
これもそこまでやるか、ちょっと会話しづらいな・・・って思ったけど、それが狙いかな、とも思いました。今ここで喋らなくてもいいかって思う。
なんか慣れなくて違和感だったけど、徹底しているなという安心も感じました。ここでもやっぱり安全と安心を提供、ですね。
声が聞こえづらくなることもあるので、大きな声にならないように気をつけたいですね。
まだまだ違和感
レジでお店の人とお客さまの間にビニールシートが設置されているのをよく見かけますが、これはお店の人とお客さまが接する際の飛沫防止のためだと思います。
しかし、ほかにもお店の人とお客さまの接点は注文の時もあると思うのですが、あのときは私たち結構無防備だなっていませんか?会話してるのにね(・・;)
私が以前見かけた飲食店じゃないけど、お店側からの説明は控えめにさせていただきますっていう安心感の提供も必要なのかもしれませんね。
お店側も利用者側も接触の仕方に配慮が必要ですね。
旅行者の新しい行動のために
旅行者側も新しい行動を意識することが必要です。そのために私たち観光産業にできることがあります。
分散型旅行のすすめ
旅行は混んでいる場所、曜日、時間を避ける時代です。
今は密回避ですが、アフターコロナ時代にはオーバーツーリズム回避にもなります。
「分散型旅行」積極的に広めていきたいです。
(分散型旅行に関する記事)
分散型旅行を定着させるために
とはいえまだまだ課題は山積みです。
どのように分散させるか、分散させても旅行がつまらなくなってしまっては本末転倒なので、旅行者にどのように楽しんでもらうか。つまらなくならないような工夫が必要です。
(分散型旅行の課題に関する記事)
日本人ってどうしても群れたがるんですって。
たしかに人気のところは安心するし、人がいっぱい集まっていると一緒に集まりたくなりますよね。
それに人が集まるイベントや場所はやっぱりわくわくして楽しいものです。
分散型旅行ということは集まらなくても楽しめる旅行ということなので、
私たちの旅行の楽しみ方も変わっていくときですね。
事前予約できますか?
旅行を事前に予約する人は前から多かったけど
最近では博物館や美術館の日時指定予約も定着してきましたね。
事前に混雑時期を調べて分散する。さらに混雑しないように事前予約する時代です。
※博物館の事前予約について紹介しています。
予約することで時間を有効活用できるし、確実に入場できるし、モノなら確実に手に入る。
飲食店でも座席の予約やテイクアウトの予約ができるお店が増えてきました。
アフターコロナ時代にも残ってほしいサービスだなぁと思います。
あなたのお店は予約できますか?
以前使用した飲食店で導入していた予約システムでは、利用者に
この予約システムを入れてほしい飲食店がありましたらお知らせくださいというメッセージが表示されました。飲食店ではなく、利用者に呼びかけるとは、新しい(^_^;)
では今日はこの辺で(*^_^*)