~訪れてよし~「行ってよかった、また行きたい」私の好きな街10選 in日本
住んだことがある街は少ないけど、旅行で行ったことがある街はたくさんある旅行好きの私が
行ってよかった、また行きたいと思う街をご紹介します。
▽この記事の目次▽
行ってよかった、また行きたい私の好きな街10選
ではさっそく、行ってよかった私の好きな街をご紹介します。
私の好きな街を10個挙げるにあたり、
- いろんな観光ができる、何度行っても飽きない街
- 町並みが特徴的で、そこが魅力な街
- みんな大好きな温泉、その中でも好きな街
- 観光に力を入れているからいつ行っても楽しい街
という4種類に分けてみました。
いろんな観光ができる街
見どころがたくさんあり、何度行っても飽きません。食事の種類も豊富なので長期滞在しても楽しむことができる街を4つご紹介します。
【1】京都(京都府)
千年の都と言われる京都には、歴史的建造物が多くあります。修学旅行で行かれた方も多いのではないでしょうか。観光に力を入れている街で、京都市内だけでもお城、神社やお寺、美術館や博物館など観光スポットはたくさんあります。
京都は、神社やお寺がたくさんある、歴史好きには楽しそう、ザ・日本、和、というイメージがありますよね。歴史が苦手な人、神社やお寺に興味のない人はとっつきにくいかもしれません。しかしそんな京都、実は、和食だけでなく有名なパン屋さんや老舗の珈琲屋さん、おしゃれなカフェがあったり・・・と洋の文化も楽しめるんです。古いものを大事にするのも京都なら、新しいものを取り入れられるのも京都なんですね。
また、桜や紅葉など季節を楽しめる街なんです。ただでさえ一日じゃ回りきれないくらい観光スポットがたくさんあるのに、今度は違う季節に行きたいなって思ってしまうからついつい街のリピーターになっちゃいます。本当に何度行っても飽きない街です。
(京都旅行記の記事)
【2】神戸(兵庫県)
みなさんは神戸はどんなイメージですか?
港、夜景、イルミネーション・・・神戸牛・・・そんなイメージかな。
神戸は明治時代になって開港した港町で、外国人居留地があった街です。
北野という地区に異人館が今も残っており見学できるものもあります。明治好き、洋館好き、建物好きの方は楽しめるのではないでしょうか。
北野異人館街にあるスターバックスコーヒーは、もともとアメリカの方の建物で今は国の登録有形文化財になっているので、異国情緒を感じながらコーヒーが飲める場所としてご存じの方も多いかもしれません。
また、旧居留地地区と呼ばれている地区は、明治や大正や昭和に建設された古い建物が多くあったところです。阪神・淡路大震災で大きな被害を受けましたが、その後再建されたり、新たに建築されたり、現在はショッピングやカフェ巡りができるエリアになっています。この地区を歩いているとまるでタイムスリップしたような気分になります。
一方、「六甲山」という有名な山がありそこからの夜景はとても有名ですね。
海だけでなく、山も楽しめる街、神戸は小さい頃から何度行っても大好きな街です。
そうそう、
食事は神戸牛や神戸プリンが有名ですが、実は中華街もあるんですよ。
同じく外国人居留地だった横浜に比べて神戸は、街全体も中華街もコンパクトにまとまっているので観光しやすい。そこも好きな理由かもしれません。
【3】鎌倉(神奈川県)
鎌倉も何度行っても飽きない街です。
鎌倉も神戸同様、山も海もある街です。
また神社やお寺がたくさんあり、小さな京都のような印象もあり、「和」のイメージを持っている方も多いかもしれません。お漬物屋さんや甘味処など食でも「和」なものもありますが、洋食、カフェやパンケーキ、スイーツなどの「洋」も楽しめます。あのパンケーキの有名店billsの日本一号店があるのも鎌倉です。
bills 七里ヶ浜 (ビルズ ) - 鎌倉/モダンシドニーフード [一休.comレストラン] (ikyu.com)
鎌倉に行ったらついつい寄ってしまう鎌倉駅前の「小町通り」は、飲食店やお土産物屋さんなど歩いているだけでわくわくする道です。
鎌倉は映画やドラマでロケ地や舞台になることも多いので、行ってみたい住んでみたいという憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。
あと忘れてはいけないのが江ノ電。
民家ギリギリに走る姿は江ノ電らしくて素朴で大好きです。鎌倉に来た!って思う情景です。
【4】長崎(長崎県)
長崎は鎖国していた江戸時代に国際貿易港として開かれていた街です。みなさん学校で習いましたよね?
長崎港の開港は1571年と言われているので、2021年は開港450周年なんですって!すごっ!
そんな国際的な街なので「大浦天主堂」など教会が多くあり、街は異国情緒が漂います。
また「グラバー園」は、貿易の仕事をしていたグラバーさんの住宅やそのほかの外国人の方の家や庭がある観光施設で、こういう洋館が見れるのも長崎らしいなーと思います。
現在長崎には、
2015年に登録された「明治日本の産業革命遺産」と
2018年に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」という
2つの世界遺産があります。
先ほどご紹介したグラバー園も「明治日本の産業革命遺産」のひとつ。
近年映画やミュージックビデオの撮影にも使われる軍艦島も長崎市です。
(軍艦島 関連記事)
長崎らしい食事が多くあるところも好きな街に選んだ理由のひとつです。
長崎ちゃんぽん、カステラ、トルコライス。全国的に有名なご当地グルメがこんなにたくさんあります。ご当地グルメってだいたいラーメンくらいじゃないですか?(^_^;)
ちなみにトルコライスとはピラフとスパゲティとポークカツが一皿に載っているワンプレートになった料理です。アジアとヨーロッパが一度に楽しめる、まるでトルコみたいな料理でしょ?
町並みが魅力的な街
他にはない特徴的な町並みがあり、
買い物をしたり、食事をしたり、散策しているだけでわくわくする、そんな街の中から私の好きな街を2つご紹介します。
特徴的な町並みがあると、そこに行かないと体験できないことがあるからまた行きたいなって思いますよね。
【5】金沢(石川県)
言わずと知れた城下町です。加賀百万石の街ですね!
「ひがし茶屋街」という金沢らしい風情ある町並みが有名で、食事や買い物を楽しむことができます。ちょっと京都の祇園っぽい町並みですが、祇園とはちょっと違う、そんな町並みです。
日本三名園の一つ「兼六園」があるのも金沢です。江戸時代に加賀藩によって造られた、池と緑が美しい日本庭園です。
また、特徴的な建物と体験アートで有名な「金沢21世紀美術館」は行ってみたいところのひとつです。
金沢21世紀美術館 | 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa.
2015年には北陸新幹線ができたので、東京から約2時間半で行けるようになりました。都心から気軽に行けるようになったのも魅力的ですね。
【6】角館(秋田県)
武家屋敷が建ち並ぶ街です。かくのだて、と読みます。
桜が咲きほこる角館の武家屋敷の町並みは、写真やポスターで見たことがある方も多いのではないでしょうか。とても日本らしい景色ですよね。
桜が満開の時に行ったことはないのですが、桜と武家屋敷の町並み、美しいんだろうな。
武家屋敷エリア - 伝統・文化 | 田沢湖角館観光協会-Tazawako Kakunodate Tourism Assosiation-
角館の武家屋敷は後ほど紹介する高山の古い町並みや先ほどご紹介した金沢のひがし茶屋街より道も広く(武家屋敷なので当たり前ですが)、観光しやすいです。(桜が満開の時には人が多いのでしょうが。)
旅といえばやっぱり温泉
疲れたときに温泉に入って癒やされたい、そんな日本人は多いのではないでしょうか。温泉ってなんで時々無性に入りたくなるんでしょうね!(^_^;)私の場合、時々じゃなくて「常に」入りたいですが。
では、私の好きな温泉地を2つご紹介します。
日本三名泉のひとつ、草津温泉。少し寂れた時代もありましたが、近年再び人気の温泉地になっているのをご存じでしょうか。
「湯畑」を中心に温泉街が迷路のように張り巡らされていて、旅館もたくさんあります。全体的にとても活気のある街です。
日本三名泉・日本三古泉はどこ?有馬温泉など“一度は行きたい日本の名湯”まとめ|じゃらんニュース (jalan.net)
泉質は強い酸性ということで皮膚にいいと言われています。湯量も多いので源泉掛け流しの温泉を楽しむことができます。
【8】湯布院(大分県)
湯布院も観光に力を入れ、平成になってから活気ある温泉地になった街です。
湯布院は由布岳という山の麓にある温泉地なのですが、温泉街の奥にある金鱗湖(きんりんこ)の朝もやはとても幻想的で必見です。
私にとって湯布院の魅力は旅館のバリエーションの多さとあまり旅館のハズレがないところです。高級旅館から小さな旅館まで、またリゾートっぽいところまで、温泉地をじっくり楽しむことができます。泊まってみたい宿がたくさんあるから何度も行きたくなるんですよねー。
(一度は泊まってみたい湯布院の旅館)もっとあるけど・・・
【由布院 玉の湯】 の空室状況を確認する - 宿泊予約は[一休.com] (ikyu.com)
【亀の井別荘】 の空室状況を確認する - 宿泊予約は[一休.com] (ikyu.com)
また温泉街は、旅館だけでなく、お土産物屋さんや美術館、日本料理屋さんやカフェ、スイーツからパン、と一日じゃ足りないくらいいろいろあるので、十分楽しむことができます。
観光に力を入れている街
観光に力を入れている街なので、観光していて迷うことが少ないし、見どころや体験できることもたくさんある、そんな街を2つご紹介します。
今回はここに行ったから、こんなことやったから、今度はここに行こう、これをやろう
と感じる街です。行く度に変わったなーと思うので、常に新しいことがあるんじゃないかって思うから繰り返し行きたくなる街ですね。
【9】高山(岐阜県)
古い町並みと高山祭が有名です。
数年前に行ったときには古い町並みやその周辺で飛騨牛にぎり寿司とか飛騨牛の串焼きとかお団子とか食べ歩きをしながら過ごしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました(^_^;)
ちなみに高山駅前から奥飛騨行きのバスが出ているので奥飛騨へ行くこともできるし、世界遺産の白川郷も高山駅からバスで行くことができます。
夏の山を楽しむのもいいし、高山の古い町並み、奥飛騨や白川郷の雪景色を楽しむのもいいですね!
高山は外国語表記もバスの案内所も充実しており、観光に力を入れていることがよくわかります。
【10】白馬(長野県)
白馬は山の景色が本当に素晴らしいところです。
そして街の特徴を生かして夏も冬も自然を体感できるアクティビティがたくさん用意されています。昔のイメージをお持ちの方は白馬といえはスキーリゾート地、というイメージかもしれませんが、スキーだけではなく、夏は高原リゾートとして楽しむことができます。
あと白馬は観光に力を入れている自治体のひとつです。
白馬のエリア内を公共交通機関を使って移動するなら、バスを使うことが多いのですが、バスの乗車券売り場の方もバス停の方もバスの案内がしっかりされており、初めて行っても迷いません。
また、登山をする方も多くいる白馬ですが
本格的な登山はちょっと…という方におすすめなのが栂池自然園というところ。ロープウェイを使って行くこととができ、山を感じたり、高山植物を鑑賞したりすることができます。
10選にあぶれた街
今回の記事では、はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選(「10にまつわる4つのお題」)」に参加しようと思い、私の好きな街を10個選んでみましたが、10個選ぶのはなかなか難しかったです。
8個から12個を行ったり来たりしてしまいました・・・(^_^;)
そこで
10選に入ったり出たりしながら最終的に10選にあぶれてしまった街をご紹介します。
●足利(栃木県)
神社やお寺もたくさんあり、足利学校という史跡もあり、散策が楽しい街です。お蕎麦屋さんやカフェがたくさんある上に、ソースカツ丼というご当地グルメもあります。さらに、近年人気のあしかがフラワーパークがあるのもこの足利です。藤の花の季節はもちろんそれ以外の季節も楽しめるお花でいっぱいの場所です。
こんなに見所がたくさんあるので、10選に入れるか入れないか最後まで悩みました(^_^;)
(足利の旅行記の記事)
坂と階段が入り組んでいて、町並みが特徴的な街です。映画やドラマの舞台やロケ地でも有名な街ですね。尾道の町並みは昔から好きです。歩いていると、ネコがゆったり歩いている、そんな街です(=^・^=)
10選の中に長崎を挙げたので感づいた方もいるかもしれませんが、坂のある街が好きなんだな、たぶん。
千光寺というお寺があり、ここからの景色もすてきです。
●日光(栃木県)
世界遺産になっている寺社仏閣がいくつかある街で、外国人にも人気です。少し奥へ行くと中禅寺湖や奥日光もあり、リゾート地の雰囲気を味わったり、温泉を楽しむこともできます。
連泊しても飽きないし、首都圏から日帰りで行けるのも魅力です。やはり観光のバリエーションや移動のバリエーションが多いのは魅力的ですね。
●軽井沢(長野県)
言わずとしれたリゾート地ですね。駅前のショッピングエリアも楽しいし、最近ではハルニテラスというショッピングエリアも魅力的なエリアです。
教会やレストランや洋風のホテルが点在する街で
旧軽井沢エリアには、パン屋さんや珈琲屋さん、おしゃれなものが買えるお店がたくさんあります。パン屋さんや珈琲屋さんは軽井沢から東京に進出しているお店もあるほどレベルが高く、とても人気です。
さいごに、観光立国に大切なこと
今回旅行で行ってよかった私の好きな街をご紹介しましたが、この記事のタイトルにした「訪れてよし」という言葉について最後に少し触れたいと思います。
「訪れてよし」という言葉は、観光庁の理念である「住んでよし、訪れてよしの国づくり」からお借りしました。
「住んでよし、訪れてよしの国づくり」とは、2003年に政府の観光立国懇談会が基本理念とし、観光立国を目指している日本のいわばスローガンのような言葉です。
「訪れてよし」は、行ってみていいなと思う街、観光地として楽しい街。
けどそれだけでは足りなくて、観光客を迎えるのは住んでいる住民ですし、住んでいる人がいいなと思う街である必要があります。住んでる人が不満を抱いていては、観光地としても街は長続きしません。観光地として、観光立国として持続可能であるために「住んでよし、訪れてよし」という考えは大切です。
あなたの「住んでよし、訪れてよし」の街はどこですか?