観光産業とはどんな業界のことでしょうか?
このブログでも「観光産業、観光産業・・・」と何度も言ってきましたが
改めてここで
観光産業とはいったいどんな業界なのか
整理したいと思います。
観光に関わる仕事をしたい方、探している方、観光に関する仕事について知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
▽この記事の目次▽
観光産業とは?
観光産業とは
早い話みなさんが旅行や観光するときに関わる業界です。
順番に見ていきましょう。
旅行の予約をするときに関わる業界
まずは
- 旅行会社 など
旅行会社は観光庁に旅行業登録*1をしている会社です。旅行行代理店と言ったほうがわかるかもしれません。ものすごい数の会社があります(^_^;)
旅行の予約をする際にお得なパッケージ商品を予約したことはありませんか?
○○パッケージとか○○プランなど飛行機や新幹線と宿泊などがセットになった商品やバスツアーなどを店舗やネットで予約したことはありますか?
また宿泊を予約サイトで取ることもありますよね?
こういった旅行のパック商品をつくったり、販売したり、宿泊などの手配を代行している旅行会社などは観光産業です。
移動するときに関わる業界
では、旅行へ出発しましょう(^_^;)
旅行先へ移動するのに使う交通機関。これも観光産業です。・・・【交通機関】
- 鉄道会社
- 航空会社
- バス会社
- レンタカー会社
- 船会社(旅客フェリー) など
- レンタカー会社
- タクシー会社
- バス会社 など
旅行先、観光地での業界
旅行先、つまりは観光地での観光産業について
まずは観光について見てみましょう。いろんな観光施設があります。・・・【観光施設】
遊ぶ、に関わる業界
- 遊園地
- テーマパーク
- 公園 など
見る、に関わる業界
- 動物園、水族館
- 美術館、博物館
- 城、城址など遺跡
- 自然園 など
体験する、に関わる業界
- キャンプ場やグランピング施設
- ゴルフやダイビングなどスボーツができる施設
- 祭りやイベントに関する会社
- 川遊び、山遊び、海遊びなど各種アクティビティを提供している会社
その他の観光施設
神社やお寺や教会も観光する方はたくさんいらっしゎると思いますが、この記事では「産業」の焦点を当てていますので、宗教関係の場所はここでは省きます。
観光施設として列挙しておくと
- 寺、仏閣
- 神社、神宮、八幡宮
- 教会 など
営業活動する法人にしているところもあるかもしれませんが・・・
観光施設としては、世界遺産登録されていたり、国宝になっていたりと、歴史や文化かたくさん学べる場所です。神社やお寺を巡る旅行をしたり、四国遍路や熊野には参詣道もあり、旅の目的になることはたくさんあります!
これら観光施設を管理・運営している方々、集客・宣伝に関わる仕事をしている方々は観光産業従事者と言えるでしょう。
産業という観点からまたまた少し離れると
も観光に関わる仕事と言えます。
施設への集客ではなく、その地域に人を集める作を考え実行している人々です。
少し話がズレてしまいましたね。
観光産業の話に戻りましょう。
泊まる、に関わる業界
旅行と言えば宿泊は大切な要素です。・・・【宿泊施設】
- ホテル
- 旅館・民宿
- ペンション・山小屋
- ゲストハウス など
この温泉旅館に泊まりたい、このリゾートホテルに泊まりたいといった感じに時には旅行の動機になることもあります。
また宿泊施設によってその旅行の思い出深さや価値が決まってきます。
みなさんも宿泊施設は真剣に選びませんか?
食べる、に関わる業界
旅先での食事も大切な要素です。・・・【食事施設】
- レストランや食事処など
- 駅弁や空弁などの販売、製造会社 など
宿泊の次に食事って旅行にとって大事ですよね!新幹線の中で食べる駅弁、冬の北陸で食べるカニ、ご当地ラーメン・・・などなど、旅行の思い出に大事な要素です(*^_^*)
買う、に関わる業界
旅行と言ったらお土産ですよねー。
- 土産物屋(道の駅やサービスエリアにもありますね)
- ショッピングモール(GINZA SIXやイクスピアリなど)
観光地には必ずと言っていいほどある買い物施設。
よく観光地にあるお土産物屋さんだけでなく、買い物したいから東京へ行く!という人も聞いたことがあります。インバウンドが盛り上がってた頃、訪日外国人の爆買いも話題になりましたね!(^_^;)
その他の観光産業
あとはどこに分類していいかが微妙だったので、その他として
- 各施設や各観光地のガイド
- 通訳案内士 など
も立派な観光産業ですね!
観光庁の調査によると・・・
2019年は27.9兆円
2021年は9.4兆円
です。
これがいわゆる観光産業の市場規模になるわけです。
この消費額に含まれるのは
- 交通費(長距離移動やレンタカー、ガソリン、有料道路料金など)
- 宿泊費(キャンプ場利用料も含む)
- 飲食費(旅行先での食事)
- 娯楽等サービス費(温泉施設やスキー場リフト利用料、キャンプ用品などのレンタル料なども含む。)
- 買物代(かばんやお土産など)
- その他(宅配便など)
です。
これらに関係する会社や施設か観光産業と言うことができます。
なるほど、確かに買い物には旅行かばんも含まれますね(^^)
まとめると
こう見てみると、観光産業って本当に幅広い業界ですね。
観光産業とは…
- 旅行会社などの旅行を企画してたり、手配する会社
- 鉄道会社や航空会社などの交通機関に関わる業界
- テーマバークは美術館など観光に関する業界
- スポーツやイベント、キャンプやスキーなど様々な体験に関する業界
- ホテルや旅館など宿泊の業界
- ご当地グルメやその土地のものなど食事に関する業界
- お土産や旅行かばんなど旅行に関するものを販売する業界
- 施設や街のガイドさんや通訳さん
です。
いかがでしたか?
観光産業に興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね☆