2021年5月、一部の地域で緊急事態宣言が発令されており、行動の自粛が呼びかけられていますね。
そんな日々ですが、みなさまいかがお過ごしですか?
「ゴールデンウィークの人出は去年より多かった」というニュースをよく耳にしますが、去年と比べてもねー(´・ω・`)と思うのはDDだけでしょうか。
今回はそんな2021年5月の観光産業の様子をお伝えしようと思います。
生き延びていくためのアイディア満載です。あなたの参考になる取り組みもあるかもしれません。
通勤を減らすように要請されて・・・
特に緊急事態宣言が発令されている地域では、会社に通勤せず在宅勤務などリモートワークをするように、と言われていますね。
そこでワーケーションを打ち出す観光産業の企業が増えてきました。
観光産業界でワーケーションを真っ先に広めたのが旅行会社のJTBです。現在では、立派な特設サイトがありました(^_^;)
仕事をしながら休日を過ごすという行程例が掲載されていますので、ワーケーションがイメージできない方にもわかりやすいサイトだと思います。
JR東日本は、首都圏の乗車券や定期券の収入が売上の多くを占めています。よって、在宅勤務が広がると首都圏の鉄道の乗客数が減り、売上が減ってしまうんです。一方、熱海、草津、軽井沢などの温泉地やリゾート地もJR東日本のエリアなので、それを生かしてワーケーションにも力を入れ始めたようです。
軽井沢プリンスホテルともタイアップしているみたいですよ。
プリンスホテル(首都圏エリア) | びゅうトラベル(JR東日本)
航空会社も負けてませんヽ(・∀・)ノ沖縄や北海道などでワーケーション、憧れます(´∀`)
(ワーケーションとステイケーションに関する記事)
またリモートワークに手段として
☆ホテルにロングステイする宿泊プラン
☆ホテルに連泊する宿泊プラン
東京 リモートワーク特集/宿泊プラン 宿泊予約は[一休.com]
といったアイディアもあります。
ホテルまで移動することにはなってしまいますが、電車が混む通勤時間を避けて移動することはできますね。
先が読めない世の中だから
一日一日状況が変わり、数日先の予定だって決められない。私はそんな日々なのですが、みなさんはいかがですか?
予約を取っては取り消し、また予約して取り消し・・・ウィズコロナ時代になってそんなことばかりやっています(´・ω・`)
そんな時に助かるのが取消料無料キャンペーン。
JAL
※このキャンペーンは終了しました。
先得割引などの安い航空券は通常料金の航空券よりも、取消料が高めに設定されています。取消料が高い分安いわけで、「絶対行く!」という航空券の予約しかできないというのが長い間の常識でした。その常識を覆したのがこのキャンペーンで、2020年からやっています。
航空券を予約したけど、緊急事態宣言が発令されたり、第4波に襲われたり、まぁ簡単に世の中の状況が変わりますからね。本当にありがたいキャンペーンです。
世の中の状況がどうなっているかわからないから航空券予約取るか取らないか悩んでいる人にとっても、とりあえず予約しておこう!という気持ちにさせてもらえますね。
ちなみに航空券1枚あたり440円の払戻手数料はかかります。
※2021年5月現在2021年6月30日搭乗分までのキャンペーンです。(購入時期の条件もありますのでご注意ください。)
また宿泊施設も取消料無料キャンペーンを行っているところがあります。先の予定が立てられない時代ならではですね。
こんな時代だから、逆に急に出かけるということもありますよね。感染症拡大状況がちょっと落ち着いたから次の週末出かけよう!といった感じに。
そこで各社、間際予約を受け付けています。
JTB
「今日泊まれるところ」なんていうのもあります。
ゆこゆこネット
急に出かける際も今は事前予約制の施設が多いですので、きちんと確認しましょう。
大人数で旅行に行くのは気が引ける
ウィズコロナ時代は、大人数で集まることはまだまだ控えたいものです。そこで少人数プランを出している会社もあります。
特に団体旅行の代名詞のようなバスツアーはちょっと気が引けるのが本音ではないでしょうか。
そこでクラブツーリズムでは19名様以下のバスツアーというのがあります。これは参加者全員が窓側、つまり2席を一人で使えるということです。隣の席に誰もいないというのは参加者同士の距離を保つことができて安心ですね。
また究極の少人数旅行(?)ひとり旅。
以前からひとり旅プランはありましたが、各社のラインナップがより多彩になっています。
JTB
一休.com
ひとり旅は一人で気ままに気兼ねなくという魅力ですが、
ウィズコロナ時代の今はそれだけでなく、同室に友人と宿泊するのはまだちょっと気が引けるというときにももってこいですね。
GoToトラベルキャンペーンの代わり?
現在、いろんな自治体で居住者限定の割引やクーポン配布などがありますが、航空会社や旅行会社などでも居住者限定の県民割や応援割といった割引を行っています。
※感染状況によって割引を停止することも考えられますので、常に最新情報をご確認ください。
ゆこゆこネット
J-TRIP
楽天トラベル
広がるオンラインの世界
旅行に行けないから家で旅行をする、旅行している気分を味わうということでオンラインツアーやオンライン体験などいろんなものがあります。
初めは「え、オンラインでツアー??(°д°)」と思いましたが、今ではすっかり定着してきましたね。
アクティビティジャパン
長引くコロナ禍。
旅行に行けないからせめて旅気分を味わってもらおうと各社創意工夫です。最近ではおうちで旅気分を味わえる食品が届くというサービスもあります。
旅気分を味わうというのが先か、地方の食品を売るのが先かよくわからなくなってきましたが(たぶん両方)、観光地の物を買うことでその地域を応援することにもつながることは間違いない。
ゆこゆこ旅市場 – ゆこゆこ旅市場|お得に、気軽に、おうちで旅気分 旅館の逸品お取り寄せサイト
みなさんの創意工夫につくづく感心させられます。
まとめ
感染症拡大がなかなか収まらない今、観光産業は生き延びていくのに必死。いやもう生き残れなくなってきている(TwTlll)
誰かに助けて欲しいけど、なんだかんだ言って助けてもらったGoToトラベルキャンペーンも再開は当分なし。それは仕方ないことだとよくわかっています。
そんなわけで観光産業のみんなは生き延びるための策をたくさん講じています。
必死だけど、私たちはしっかりアフターコロナを見据えています。ワーケーションも今は緊急事態宣言等を受け通勤を減らすという目的がありますが、感染症拡大が落ち着いても人々の働き方は変わるだろうし、そのときにワーケーションはなくならないでしょう。
少人数プランやひとり旅も今は密を避けるためですが、アフターコロナ時代には贅沢な旅行として考えることもできるでしょう。
観光産業を新型コロナウイルスが拡大する前以上に盛り上げるには、観光客を分散する考えも残り続けるでしょう。そういった意味でもワーケーション、少人数プランは必要なアイディアです。
(分散型旅行に関する記事)
日本の観光業界を応援したい!って思った方、ぜひあなたのできる方法で応援してあげてください。
さいごに余談ですが
GoToトラベルキャンペーンをやっていたとき「GoToで安いから・・・」と普段は旅行に行かない人が多く旅行に行っていた気がします。あの頃旅行をしていた人々は全員が、私たちが求めているお客様だったのかちょっと疑問。もちろんいつも旅行に行っている、旅行好きの背中を押してくれたのもGoToでした。私もGoToトラベルキャンペーン使って旅行に行ったし(*゚▽゚*)
それに比べて今は本当に旅行に行きたい人が旅行に行っている、という印象です。
近場でもいいから、日帰りでもいいから、ちょっとだけでいいから息抜きしたいという方が多い気がします。(もちろん第4波だと騒がれてから再び客足は減りました。大半はすべての旅行を我慢してると思います。)
GoToトラベルキャンペーンのおかげで一時的に観光産業は盛り上がったから経済的にはとても助かったけど、なんだか複雑な気持ちです。
とにかく今は心身ともに健康に気をつけて生きていきましょう。
みなさんも健康には気をつけてくださいね。