Japan Tourism by DD

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〈岬マニアの旅行記〉本土最南端に立ってみた【鹿児島県_佐多岬】

そこに岬があるから岬に行く、岬マニアのDDです。(え、岬マニアだったの?)

そこに山があるから山に登るアルピニストみたいに言ってみました(^_^;)

(ということはミサキニストか・・・?!)

 

岬ってなんか好きなんですよねー。岬に行くと地球は丸いって感じるし、端っこに来た!って思う。海と陸の境界線に立って地図を感じるというか

いや私の場合、地図を見てるだけでニヤニヤしてます。(あやしい…(^_^;)だからマニアって名乗ってみたというわけです・・・)

なんでしょうねー、岬に行くと、「あー、ココが○○半島の端っこか!」とか「ここが最○端かー」って思い、感慨深いんです。

同じ気持ちの方がいたら今度ぜひ語り合いましょう(?)

 

話は尽きないので今日のところはこの辺にして、

この記事では佐多岬という岬についてご紹介します。

 

紹介する岬は本土最南端

本土ってなに?ってことですが、

島国ニッポンの、離島を除く4つの島、北海道・本州・四国・九州の本島が「本土」です。その本土の最南端が、鹿児島県の佐多岬(さたみさき)です。

 

佐多岬情報

ではそんな本土最南端の地、佐多岬に行ってきたのでご紹介します。
 

佐多岬はどこにあるの?

まずは佐多岬の場所です。

この地図では、よくわからないですね(^_^;)

地図の縮尺を何段階か広域にしてみてください。

 

どのあたりだかわかりましたか?

 

鹿児島県には桜島を挟んで右側と左側に半島があります。向かって右側が大隅半島おおすみはんとう)、左側が薩摩半島(さつまはんとう)です。

その右側の半島、大隅半島の一番下(一番南)が佐多岬です。

九州本島の一番南なのでつまりは日本の本土最南端です。

 

ちなみに佐田岬という岬がありますが、そちらは「さみさき」と読み、四国(愛媛県)にある岬です。全くの別物ですのでご注意くださいね(^^)

 

佐多岬に行ってみよう

佐多岬は鹿児島県の南大隅町にあります。

【住所】鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠417

【お問い合わせ先】佐多岬観光案内所 0994-27-3151

【駐車場】あり 佐多岬展望台公園駐車場

 

空港や港からの車での所要時間は

鹿児島空港から・・・2時間半

●根占港*1から・・・50分

志布志港*2から・・・2時間

ちなみに

鹿児島中央駅から・・・2時間50分(桜島フェリー経由だと3時間)

鹿児島中央駅は左側の半島、薩摩半島の付け根近くなので、陸路だとぐるっと回る経路になり、少々時間がかかります。 

 

佐多岬灯台情報

岬と言えば灯台

岬と灯台は切っても切り離せない関係です。灯台って魅力的だと思いませんか?シルエットがすてきだし、役割もかっこいいし、岬の先っぽに健気に立ってる姿はかわいい。(またマニア発言。わかる人にはわかるはず、と信じたい。)

 

なにはともあれ岬に来た!って感じられるのが灯台です。

 

佐多岬にも灯台はあります。

佐多岬展望台から臨む佐多岬灯台

佐多岬写真

ただし灯台に行くことはできません。展望台から臨むだけです。

ちょっと残念だけど、それでも十分岬感(?岬に来た!っていう感じ)は堪能できます。

 

佐多岬はこんなとこ

佐多岬についてご紹介します。

satamisaki.com

 

☆駐車場☆

佐多岬展望台公園駐車場はこんな大きなガジュマルの木がありました。一気に南国を感じます(・∀・)

佐多岬の写真

 

佐多岬展望台公園駐車場からも灯台を臨むこともできます。

【駐車場から臨む佐多岬灯台

佐多岬の写真

駐車場から既にこんな灯台が見えるのでテンションは必然的に上がります。

 

この景色を見て、もう帰ってもいいかなぁと一瞬迷いました。

灯台の近くに展望台が見えます。ここに駐車場があるということは展望台までは歩きです。少し遠そう。

それに写真からもお察しかと思いますが、あいにくの雨。岬なので風も強く、傘さしても濡れるほどです。

そんな天気ということもあり、人は全然いなくて駐車場もガラガラ(停まっているのは観光案内所の方のものと思われる車のみ)なので、寂しい気持ちになりました。

 

しかし

せっかくここまで来たんだし、なかなか来れるところじゃないし、頑張って展望台まで行こうと決心して、いざ出発しました。

 

 ☆展望台へ☆

まずはトンネルの中へ。

佐多岬写真

ちょ、ちょっとこわくない?

佐多岬写真

真っ暗。

 

少し歩くと電気がつきました\(^o^)/

佐多岬写真

よかったー(・∀・)

ほっ。


トンネルを抜けるとそこは…

ちょっとひらけた公園のようになっていました。

佐多岬写真

灯台見えない。。。

 

展望台が左手の遠くに見えます。あんなところ、歩いて行けるの?という距離に見えますね(^_^;)

 

佐多岬写真

展望台は間違いなく左の方のようです。

 

左手に進み、遊歩道が続きます。

佐多岬写真

 

お、上りのスロープが見えてきました。

佐多岬写真

スロープを上がると展望台のようです。とてもきれいに整備されていますね。

このきれいさと人の少なさが不自然ですが、今日はたまたま人がいないだけなのかな・・・。

後から知ったのですがどうやらここは2018年に整備されたとのことどおりできれいなわけです。

 

スロープをぐんぐん上がると、なかなかの絶景が徐々に広がってきました。

佐多岬写真

まわりの植物はいかにも南国の植物ですね。

 

風は強いし雨はやまないし傘は飛びそう。こんなところで傘飛ばされたら完全に海に持っていかれてしまうなー(@_@)

 

☆展望台に到着☆

佐多岬写真

この白い建物が展望台のようです。

到着しました。

 

展望台の中には入ってみると

佐多岬写真

おー!灯台が見えました。

それにしても海が大荒れ・・・(^_^;)

こんな天気でも雨風しのいで、灯台をゆっくり臨むことができる展望台はありがたい存在です(^_^)

 

展望台の外へ。

佐多岬写真

駐車場から見る灯台より、ぐっと近くで灯台を見ることができますね。

 

展望台の屋上に上がれます。

佐多岬写真

自分の周り360度近く(目分量で320度くらい?)

駐車場から展望台まで少し歩きましたが、この眺望はここに来ないと感じられない景色です。最高の見晴らし。頑張って歩いてよかった☆

しかし天気が悪かったのもありますが、すごい風で飛ばされそうです。ちょっと怖いくらい・・・。

天気がいいと(^_^;)

南方面(灯台のほう)に種子島屋久島、西方面(灯台に向かって右のほう)には薩摩開聞岳が見えるそうです。

きっと絶景にちがいないですね!それはいつかリベンジしないと!

 

☆テンション上がる売店

岬を堪能したので、駐車場へ戻ります。

 

駐車場にはちょっとしたお土産やアイス、ジュースなどを販売している売店があります。また、観光案内所として南大隅町の観光情報もあります。

こちらでは車椅子のレンタルもやっているようです。

展望台までは確かに少し距離があるので、とてもいいアイデアですね!思い返せば展望台までの道のりはスロープでした。車椅子でも行けるようにということなんですね。

 

売店内になぜか北海道の観光情報もありました。

なんで鹿児島で北海道なんだろう・・・?と思ったら

本土4極というくくりで仲間だったんです(*^_^*)

なるほど。

佐多岬の写真

なんとわくわくする地図なんでしょう。

大きな売店(観光案内所)ではないのですが、灯台や岬の情報が掲示されていて、岬好き&灯台好きとしてはテンション上がりまくりの場所です。

 

佐多岬周辺の観光

佐多岬近くで観光できる場所は

●御崎神社(みさきじんじゃ):佐多岬駐車場から佐多岬展望台までの道のりの間に実は御崎神社という神社があります。お祭りをやることもあるみたい。本土最南端の岬にある本土最南端の神社です。

●雄川の滝(おがわのたき):エメラルドグリーンの滝壺が見られるかも!?

南大隅佐多岬最先端 (satamisaki.com)

 

佐多岬周辺のホテル

●ホテル佐多岬

 佐多岬近くでそこそこの宿泊施設と言えばここ、ホテル佐多岬。本土最南端のホテルです(^_^;)

フェリーで薩摩半島は渡ると指宿温泉へ行くこともできます。ちょっと足を伸ばしても良質な温泉に入るのもいいですね。

 

佐多岬周辺のランチ

近くでランチするなら

●食事処 時海(しょくじどころ ときみ):新鮮な海鮮丼が食べられます。

時海 - 南大隅町その他/魚介料理・海鮮料理 | 食べログ (tabelog.com)

・ホテル佐多岬のレストランで食事のみも可能です。

ホテル佐多岬 - 天文館通/旅館・オーベルジュ(その他) | 食べログ (tabelog.com)

桜島のあたりまで北上すると、道の駅やいろんな食事処もあります。

 

さいごに岬観光の注意事項

岬はご存知のとおり陸の突端にあります。

周りにはなにも無いことが多いので夜は真っ暗です。

訪問する時間は日が出ているうちがいいです。

 

また岬は行ってみるとわかりますが、岬へ続く道に入ってからが思いのほか遠いんです。

余裕を持って行動しましょう。

 

おまけ♪

佐多岬の近くにこんな道路標識を発見しました。

佐多岬写真

ここから本土最北端の宗谷岬まで2700kmかー。矢印の方角ね!・・・って北の方ってことよね。実感わかないけど、とにかく遠いということはわかりました(^_^;)

*1:「ねじめ」こうという港。薩摩半島の先っぽと大隅半島の先っぽをフェリーで結んでいる港です。

*2:「しぶし」と読みます。貨物船の港というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、大阪から志布志港へのフェリー(さんふらわ)も運航しています。