こんにちはー。
今日もご訪問くださりありがとうございます(・ ∀ ・)
今日は本のご紹介です。
今まで観光についての本はいろいろ読んできましたが、読みやすくて面白い本に出会ったのでご紹介します。
すぐ読み終わるので
観光産業についてさーっと知りたい方は一読をおすすめすします。
今はどんな本を読んでいても
2020年は感染症拡大で観光産業は大打撃だよって執筆していた頃の筆者に伝えたくなってしまいますが、
今日ご紹介する2冊は、まぁ、それは横に置いておいて読んでも勉強になります(•‿•)
では、さっそく
筆者について
今日ご紹介する2冊はどちらも筆者は同じ。
東海旅客鉄道(JR東海)の社長、会長、相談役を務められた須田寛氏。
須田氏はJRの方なので鉄道ことしかわからないのでは?と思いますが、
愛知万博などを通して、仕事で観光に触れる機会も多かったようです。
今回ご紹介する2冊、両方とも実務経験者(経営者)だった筆者が仕事を通して学んだことや考えたことが書かれています。
観光の本って大学の教科書になりそうな学術的な本もあり、そういうのも読んだことあるのですが、いささか学問的で難しい。そういう本と比べるととても読みやすいのが特徴です。それでいて観光全般の話が体系的に書かれているので、とても勉強にもなります。
ご紹介する本 1
『日本の観光 きのう・いま・あす』
内容
題名のとおり、「観光」の歴史と現状と今後について書かれています。
中でも勉強になったのが
観光資源についてどんなものが観光の対象になりうるか。
体系的に書かれているので、何が観光資源になるのかわからないときや総合的に観光開発したいときに役立ちそう。
また、
・「観光」を作るときに大切なこと
・これからの日本の観光について(新しい観光など)
・日本版DMO
についても触れられています。
これも勉強になりますφ(・ω・`)
ご紹介する本 2
『図で見る観光』
内容
内容は1冊目とほぼ同じ内容です。
1冊目より気持ち図が多いかな、という印象ですが
1冊目の方も図で表されています。(なんなら同じ図がたくさん使われている(^_^;))
ですので、どちらの本を読んでもいいと思います。
総評
「観光」について書かれた本は最近増えてきたけど、学問的なものが多く
大学生が観光学として学ぶにはいいが
ビジネスに役立てよう、とか
まちおこしに役立てようと思うとちょっとハードルが高いものが多い。
最初にも書きましたが、それに比べてこの2冊はとても読みやすいのでさらっと読むことができます。
新しい観光についてなどこの筆者の考えに共感できない人もいるかもしれませんが
「新しい観光」は世の中にたくさんあるし
生まれは消え、また生まれを繰り返しているので
その一端を知るという気持ちで読めば気にならないと思います。
今日ご紹介した本は2017年と2018年の本なので統計情報などは少し古いので、そこは読み飛ばして、最新の情報を確認してくださいね。
これからはウィズコロナ時代やアフターコロナ時代には観光の形はどんどん変わっていくでしょう。
まずは観光について基本的なことを知って、自らの産業、地域、会社やお店や施設について考えてみましょうヽ(・∀・)ノ
(その他の関連本)