みなさんはふるさと納税の納税先はどのように選んでいますか?私は日本の観光産業を応援しているので、「観光」に関する使い道のある納税先を選ぶようにしています。
今回はそんな私が、旅行や観光に興味のある方におすすめのふるさと納税の納税先と使い道をご紹介します。
▽この記事の目次▽
ご紹介するふるさと納税
私が納税したのは今年(令和3年(2021年))ですが、年度にすると令和2年度(2020年度)です。
高山市から税金をこのように使いましたというお手紙をいただきました。
ふるさと納税の担当って
だいたい市税課とかふるさと納税推進室とか、まぁあってもまちづくり協議会とかだと思うんですけど、
高山市は「ブランド戦略課」というらしい。
さすがです。。。民間顔負け(^_^;)
岐阜県高山市とは
岐阜県高山市は古い町並みと高山祭が有名で、外国人にもとても人気の観光地です。
私の知り合いの外国人も高山にいつか行ってみたいと言っていたのを思い出します。
15年くらい前に行ったときにも古い町並みがあってちゃんと(?)観光地で、昔から旅行が好きだった私にとっては十分楽しめる町でした。
そんな高山市に数年前に行ったとき、その変貌ぶりに驚きました。
駅前の観光案内は充実し、バス乗り場や町の案内もとてもわかりやすく、町の案内板は多言語表記になってました。
案内をしてくださる町の方々もこなれた感じで、町の中を回遊できる仕組み(食べ歩きクーポンブックをもらって飛騨牛からお団子までいろいろ食べまくりました(^_^;))もすばらしかったな。ついついいろんなところでお金を落としちゃいました。
観光客をわくわくさせるのがきっとうまいんですね。
高山市にとっては閑散期と言われている冬にもかかわらず町は活気があり、町に活気があるとさらに観光客はわくわくするので、そんな正のスパイラルでした。
今思い出してもわくわくした気持ちが思い出せるほどです(^^)
以前もご紹介しましたが
岐阜県高山市は訪日観光客をいかに呼び込むか、マーケティングに力を入れ実践してきた自治体なんです。私が行ったのは新型コロナウイルス感染症が流行する前で、訪日観光客の方々もたくさんいました。観光先進自治体だなー。 ブランド戦略課にも納得です。
〈関連記事〉
岐阜県高山市が観光に力を入れた話について紹介している記事です。
選んだ「使い道」と選んだ理由
使い道:新型コロナから観光産業を守りたい
令和2年度(2020年度)の
この「使い道」を見たとき、思わず守られたい!と思ってしまいました。
ん?ふるさと納税だから「守る」側か、と自分の間違いに気づきました(^_^;)
観光産業で働いている私がつい守られたい!と思うんだから、高山市の観光産業の方々も守られたい!と思っているに違いない。そんな方々を私も応援したい。だから観光産業を守りたい。高山市を守りたい。
観光産業はコロナ禍が終われば必ず復活する産業だと私は考えています。
むしろ今までより一層観光に心の癒やしを求めることになるんじゃないかな。そしたらどんどん発展する産業なのではないでしょうか。
だからこそ今のこのウィズコロナ時代をなんとか生き延びたい。一緒に乗り越えたい。そんな気持ちからこの「使い道」を選びました。
その他観光に関する「使い道」
岐阜県高山市のふるさと納税の「使い道」は、他にも観光に関する「使い道」があります。
- 山岳観光の振興を図る自然環境整備
- ポストコロナを見据えた海外戦略
- 伝統建築物の修理による町並保存
- 高山祭の屋台修理による祭文化伝承
さすが観光先進自治体です。観光に関する「使い道」が豊富です。しかも自治体の魅力や特徴、何が求められているか、どんな魅力を打ち出していけばよいのかよくわかっていらっしゃる。
同業者として感心させられるし、見習いたいなって思います。
旅行好きとしてはそうそう!高山ってそういう魅力があるんだよねー、だから何度も行きたくなるんだよという特徴ばかりです。
その他コロナに関する「使い道」
またコロナに関する「使い道」も私が選んだ使い道以外にもあります。
- コロナに負けない地場産業活性化
-
生活困窮者に寄り添うコロナ禍対応
「観光」に関する「使い道」同様、その土地の特徴をよく理解して「使い道」を選定していることがうかがえます。
令和3年度の「使い道」
あいにく
令和3年度(2021年度)の「使い道」には私が選んだ「新型コロナから観光産業を守りたい」はありませんが
観光に関する「使い道」は
- 山岳観光の振興を図る自然環境整備
- ポストコロナを見据えた海外戦略
- 伝統建築物の修理による町並保存
- 高山祭の屋台修理による祭文化伝承
というものがあります。
山、インバウンド、古い町並み、高山祭、どれも高山市の特徴をよく捉えている、そしてついつい応援したくなる「使い道」ばかりですね。
最初にご紹介した高山市から届いた手紙に「ふるさと納税をこんなことに使いました」
と紹介されていたので共有しますね。
◎旧富田家住宅の修理や文学散歩道の整備
◎高山祭の屋台修理
◎古い町並みの建造物の修理修景
◎古い町並みの土蔵の防災対策の補助
◎観光特化型バス「匠バス」の運航事業
◎下町エリアの賑わい創出空間整備工事
乗鞍山麓 五色ヶ原の森 | 飛騨高山観光公式サイト (hidatakayama.or.jp)
春の高山祭(山王祭) | 飛騨高山観光公式サイト (hidatakayama.or.jp)
秋の高山祭(八幡祭) | 飛騨高山観光公式サイト (hidatakayama.or.jp)
各地域の路線図・時刻表 中心エリア|高山市 (takayama.lg.jp)
興味のある使い道はありましたか?
興味が出てきた方はぜひ岐阜県高山市の観光産業を応援してみましょう。
選んだ返礼品
さて皆さん気になる返礼品ですが、私が選んだのは
飛騨高山フルーツジュースのセット
(飛騨高山フルーツジュースセレクション 桃 人参 ラ・フランス キャロットりんご)
返礼品のご紹介
桃のジュース、人参とりんごのミックスジュース、りんごジュース、ラ・フランスのジュースがセットになったものです。
このセットは残念ながら現在は返礼品にはなっていないようです。
現在は同じジュースで組み合わせ違いのセットが返礼品になっています。
例えば
といった感じです。
どのジュースも高山産のフルーツを使ったジュースです。他では飲んだことのない飲み心地のジュースだったので、一つ一つご紹介したいと思います。
特徴と感想
〈桃のジュース〉
こちらは大きい瓶でしたのでグラスに注いで飲みました。
グラスに注いでびっくり!ものすごくどろっとしているんです。
これはジュースというより、もはや桃です(笑)
シェイクみたいに溶けることはないけど、シェイクのようにドロッとしています。
こんなジュース飲んだことないです。少なくてもジュースというくくりでは。
【楽天】(ふるさと納税)ももジュース(ストレート)1L × 12本
〈キャロりんご〉
キャロットって、え?!人参?野菜ジュースってちょっと苦手ダナって思ったのですが、そういう人でもおいしく飲めるジュースです。
人参臭さはなく、むしろりんごジュースの甘さを感じるので、とても飲みやすいです。
【楽天】(ふるさと納税)庄兵衛さん家のりんご&にんじんミックスジュースセット
〈りんごのジュース〉
写真撮る前に飲んじゃいました(^_^;)そのくらい魅力的でおいしかったということで(^_^;)
りんごジュースはりんごそのものの甘さのジュースで、間違いない味ですね。おいしかったです。
【楽天】(ふるさと納税)ストレート飛騨りんごジュース1L×3本箱詰め
〈ラ・フランスのジュース〉
ラ・フランスとは西洋梨ですね。ラ・フランスそのものをそんなに食べたことないけど(ん?食べたことあったかな。)ラ・フランスのジュースとはこれまた珍しいですよね。
とても爽やかで、さっぱりしたお味でした。
まとめ
いかがでしたか?
また「観光」という分野に力を入れている自治体の1つというのも感じていただけましたでしょうか?
ブランド戦略課という担当部署名からもその気概を感じますね。
自治体の方はご自身の町の特徴を研究して、魅力的な「使い道」を設定してみるのもおもしろいでしょう。まさにブランド戦略ですね。
何をするのも自己(自分の町の)分析は大事です。
ふるさと納税の納税先を選ぶとき、返礼品で選ぶのもいいけど
ここを応援したい!
この「使い道」に使ってほしい!という気持ちも大切にしたいなって思います。