Japan Tourism by DD

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〜訪日観光客対応〜翻訳サイトでは教えてくれない英語表記

こんにちは。
 
突然ですが、みなさんは外国人向けに英語で看板やメニューを書くときにその英語はどうやって調べますか?こんな便利な時代だから翻訳サイトで検索していますか?
実はその英語間違って伝わってるかもしれませんw(°o°)w
日本にあるおかしな外国語の看板が少し前に話題になっていましたね。その時話題になったのはどんな言葉だったかなぁ(・o・)
 

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先日こんな本を見つけ
 
 
 
読んでみました( ╹▽╹ )
 
 
空港、ホテル、買い物など各シーン別に看板やメニュー、その他商品パッケージに書いてある英語の写真とその解説がメイン。
アメリカ英語がメインで異なる単語や言い回しを使う場合はイギリス英語も併記されています。
 
またアメリカのスーパーマーケットでの買い物の仕方や
アメリカ人の買い物などの感覚についてのコラムが書いてあります。
 返品やクーポンについてなど「へぇー、そうなんだぁ」ということがいろいろありました(◔‿◔)
看板や商品パッケージに書いてある英語なので略語を使っている場合が多く
本の学校教育ではなかなか習わない生きた英語がたくさん。
 
  • 英語を勉強している方
  • TOEIC対策に
  • 旅行や留学を控えている方
  • 英語の教養を身につけたい方
にはもちろんおすすめですが
 
今回は
訪日外国人向けに英語表記をしている観光施設や宿泊施設など各観光産業の方にもおすすめしたいと思います。
 
私が印象的だったのは
「気をつけて」と言いたいときに「Be careful」と言いたくなりますが、それだと英語圏の方にはいまいち伝わらないらしいです。具体的に何をどのように気をつけるのか言わないとわからないそうです。こういう感覚は翻訳サイトには無理ですね。
なんと言えばいいかは本の中に書いてあります。ぜひ手にとって読んでみてください。
 
もう一つ私が印象的だったものをご紹介します。
「SMOKE FREE ZONE」
自由にタバコを吸えそうじゃないですか?実は違う意味だそうです(☉。☉)!
 
外国語表記については、各省庁からガイドラインが出ています。
観光庁からは地図表示や交通機関の表示、車両/歩行者用案内表示のガイドライン
国土地理院からは寺社仏閣、お城等観光施設名の英語表記ガイドライン
経済産業省からは小売店の店内表示のガイドライン
 
外国語表記についてはこれらのガイドラインを参考にしたり
ネイティブにチェックしてもらうことが必要でしょう。
 
せっかく日本に来てくださった方に心地良く旅行していただくためにも
また受け入れ側の私達にとっても心地良く受け入れるためにも(マナー違反があるとこちらも不愉快になりますが、それはただ言葉が伝わっていないだけかもしれないですもんね!)
正しく伝わる表記を心がけたいものですね。
 
では、また。